文武両道のために・・・・『徒然草』を読んで見る。【201】

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 今日の文字は『呉竹くれたけ』です。書体は行書です。今日読んで見ようと思う、『徒然草 第二百段』を読んで見て、感じた文字です。

原文 現代文を見る 呉竹

 

☆『古賀茂明「統計不正で大馬鹿でも極悪人でもない厚労官僚たちがはまった罠」』
(AERAdot. 2019/02/11 07:00)
「—–前略—–」
■官僚は本当に優秀か
—–中略—–
 つまり、役所から見れば、幹部官僚は優秀かもしれないが、国民から見れば、「優秀とは限らない」のである。
■官僚「性善説」、「性悪説」、そして「性弱説」
 優秀かどうかはさておき、官僚は信頼できるのか、言葉を換えると、「いい人」なのだろうか。
—–中略—–
 では、どういう人なのかというと、実は、「普通の人」だ。もちろん、これは、「性善説」か「性悪説」かという観点から見た話で、そういう角度から見ると、「普通の人」とは、普段は信頼して付き合っても間違いのない「いい人」が多いが、信用し過ぎると、時として裏切られて「悪人」のように思えることもある、というところだろうか。

 では、官僚が「悪人」、時に「極悪人」となるのはどんなときかというと、「自分の出世」がかかるときと「役所の利権」が絡むときである。
—–中略—–
■キャリア官僚は「諦めが悪い」
—–中略—–
 役所は特に横並びの意識が強く、組織の中で、突出して正論を言うと、逆に「裏切り者」扱いされることが多い。
—–中略—–
 ■「弱い人」が「大きな権力」を持つ怖さ
—–中略—–
 結果的に、普通の「弱い人」たちが集まって、保身や利権擁護に走ることで、とんでもないことが起きる。被害は、その組織にとどまらず、広く国民の損害につながるのである。
—–中略—–
■「弱い」から、さらなる深みにはまる
—–中略—–
表に出て謝罪し、責任を取るという勇気がなかったために、傷口を広げてしまった。これも「弱い人」の悲しい性なのだろう。

■今の厚労省には「性悪説」で臨むしかない 
—–中略—–
 最後に、一人の国民としての立場で勝手なことを言わせてもらえば、政府は信じられないし、国会も信じられない。いっそのこと、日弁連に丸投げして徹底調査してもらったらどうか。もちろん、調査費は厚労省の特別監察委員会に比べれば、何十倍もかかるかもしれないが、それだけの価値はあるのではないだろうか。」

 随分、—–中略—–が多く、古賀茂明氏が言いたい事が伝わらないと思いますのです、引用した全文を読みたい人に【AERAdot.2019/02/11古賀茂明】を載せておきます。

 私は、この古賀茂明氏がマスコミに出始めた時は、随分説得力のある人で、好感を持っていました。

 しかし、この文章を読んだり、最近のコメンテーターとしての仕事ぶりを見ていると、やはり官僚の域を出ているとは思えないのです。

 まず、タイトルですが、『大馬鹿でも極悪人でもない厚労官僚たち』とありますが、厚労官僚すべてとは言いませんが、この不正をした人、あるいは組織ぐるみだったとしても、大バカ者に違いありませんし、結果を見れば断罪される極悪人と言えると思います。

 往々にして、学校を卒業するまで、ペーパーテストに集中していた人たちは、『優秀』と言うレッテルを貼られています。ですから、長い期間そういう中で育ちますと、マインドコントロールされ、自分が『優秀』と思っても仕方ないでしょう。

 しかし、賢い人かと言われると、まったく賢くなる勉強や経験は積まないで、社会に出ている人だと思います。それを『優秀』=『賢人』かのような評価をするのは、如何なものでしょう。
 
 
 さぁ、今日も一日元気で過ごしましょう。

 
徒然草 第二百段 〔原文〕

 呉竹は葉ほそく、河竹は葉ひろし。御溝みかわにちかきは河竹、仁壽殿じじゅうでんの方に寄りて植ゑられたるは呉竹なり。

 
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『現代文』

『呉竹は葉が細く、河竹は葉が広い。宮中の御殿の周りのみぞを流れる水に近いのは河竹、仁壽殿じじゅうでんのほうに寄って植えられているのは呉竹である。』

 

 

『呉竹』

 この段も、兼好法師のメモ書き程度に思っておきましょう。

 書道の道具に「呉竹」と言う会社がありますが、この会社は書道だけではなく文具も扱っているようです。

 ちなみに、私も呉竹ペンと言うのを持っています。一見万年筆のように見える物で、持ち運びに便利で、ちょっと書くには良い道具です。また、墨液も呉竹製の物を使っています。

 と、私の場合は、情報とも言えませんでした。

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