米、ロシアのサイバー攻撃を訴追 平昌冬季五輪など標的
共同通信社 2020/10/20 10:15

　【ワシントン共同】米司法省は19日、有害ソフトを使って2018年の平昌冬季五輪などを標的にサイバー攻撃を行ったとして、コンピューター犯罪に関する取締法に違反した疑いなどで、ロシア軍参謀本部情報総局（GRU）のハッカー6人を訴追したと発表した。

　司法省によると、6人は15年11月ごろから、ドーピングを理由にロシア選手団が排除された平昌五輪の運営に関わるコンピューターや大会関係者、選手へのハッキングを行った。

　司法省高官は声明で「ロシアほど悪意を持ってサイバー能力を兵器化した国はない」と厳しく批判した。

英政府「ロシアが東京五輪へサイバー攻撃計画」
日経新聞　2020/10/20 5:28

【ロンドン=中島裕介、ワシントン=中村亮】英政府は19日、ロシアの情報機関が今夏の開催が延期された東京五輪・パラリンピックへのサイバー攻撃を計画していたと発表した。標的には大会の主催者や運営事業者、スポンサーが含まれており、新型コロナウイルスの影響で延期が決まる前に計画が進んでいたとしている。

　この2つの記事を見た時に、本当に子供じみたことをするんだなあ、と思いました。『ドーピング検査に関わる不正でロシア選手団は東京五輪・パラリンピックの出場停止が決まっていた。』と言うのが理由のようなのですが、相手を恨むより、自国の選手のドーピングを止めさせたらどうなのでしょう。

　今から半世紀以上も前になりますが、ソビエト社会主義共和国連邦と言われた時代に、ソビエトに一ヵ月程バレーボールの選手〔オリンピック青年協議会〕として転戦した事がありました。その時にオリンピックでメダルを取った人達と毎晩のようにレセプションをした事がありました。うる覚えですが、その人達は一生の生活を保障されているらしいです。

　今ではどうか分かりませんが、オリンピックを国威を示す良い機会だと思っているのでしょう。

　どこかで競争したくて仕方がない人達がいる事は分かりますが、国威ってそう言うものなのでしょうか。

　私などは、国民が未来に希望を持ち、今を楽しく生きる事の方が、余程良い国だと思っています。

　そんなに人と比べても、あるいは国と国を比較しても、終わって見れば夢幻ゆめまぼろしの世界だと思うのですが。