【独自】「女性役員３割」「新原子炉」…経団連、５年ぶり成長戦略最終案
読売新聞 2020/10/31 05:03

　経団連が取りまとめる新たな成長戦略の最終案が３０日、明らかになった。２０３０年までに、企業の役員に占める女性の比率を３割以上にすることや、安全性に優れた新型原子炉の建設に着手することなどを盛り込んだ。

　１１月上旬にも発表する。経団連が総合的な成長戦略を打ち出すのは、１５年以来５年ぶり。中西宏明会長（日立製作所会長）の下では初めてとなる。

　最終案は「働き方の変革」「地方創生」「グリーン成長の実現」など五つの柱で構成されている。

　働き方を巡っては、新型コロナウイルスの感染拡大で普及した在宅勤務については、一過性とせず、必要に応じて在宅と出勤を組み合わせる働き方を推進するよう求めた。副業や兼業も「奨励」する。

　どうも対処が遅いと言うのか、本気で会社役員の3割以上を女性にしようとしているのか、疑問です。それは、10年でどのように世の中が変わるか、展望が希薄ではないかと、思います。

　特に今回のコロナで世の中は様変わりしようとしています。

　もし、本当に女性を役員にしたいと思うのであれば、夫婦の在り方を考え直すべきだと思います。いや、夫婦と言うよりも家庭、もっと言えば社会が変化を要求されているのかも知れません。

　でなければ、女性本来の持つ能力を、世の中の為に役立てる事は難しいと思っています。

　今活躍している女性を考えて、女性の活躍を期待するのは、ちょっと違うのかな、と思っています。

　今女性で地位を得ている人、あるいは活躍している人の多く、全部とは言いませんが、男勝りの人が多いと考えています。何の統計も取っていませんので、単なる主観ですが。

　要するに、男社会で男に勝てる女性を要求しているのではないですか。私は、男と勝負しなくても、女性特有の能力自体が男性よりも優れていると思っています。

　なるべくなら、そんな女性らしさを持った能力を、世の中の為に役立てる事の出来る、社会になるべきではないでしょうか。

　そして男女の区別なく、能力のある人が、その能力を発揮できる世の中になれば良いと思います。

　ただ、気になるのは『安全性に優れた新型原子炉の建設』を挙げているのは、やはり経済優先では問題あり、という他はありません。