英ワクチン、冷蔵庫で保管可能＝コーヒー代程度で大量配布に活路―新型コロナ
時事通信社 2020/11/24 07:58

　【ロンドン時事】効果が確認された英製薬大手アストラゼネカが開発中の新型コロナウイルスワクチンは、一般的な冷蔵庫の温度（２～８度）で保管可能な点が最大の特長だ。費用はコーヒー１杯と同程度の１回当たり４ドル（約４２０円）前後と安価。共同開発相手のオックスフォード大は「診療所や地元の薬局など既存の医療施設を使用して容易に配布できる」としており、大量配布に活路が開けてきた。

　アストラゼネカは２３日、ワクチン候補が平均７０％、最高９０％の効果を示したと発表。ソリオ最高経営責任者（ＣＥＯ）は新型コロナ流行中は利益を考えずに供給すると表明し、「安価なワクチンを世界全体に迅速に提供できる」と語った。

　冷蔵庫で保管可能と言うところが実用に有効かも知れません。米製薬大手ファイザーのワクチンは、－70度で保管しなければならないと書いてありました。ちょっと保管に難ありですね。

　日本でも契約がなされているようですが、保管可能な場所に限りますので、ちょっと一般の病院では難しいのではないでしょうか。

　その点、この英製薬大手アストラゼネカのワクチンは冷蔵庫で保管できるのですから、普通の病院でも可能ですね。

　しかも、約４２０円前後で接種できるのであれば、私でも受けれそうです。ただしこの価格は英国で、ですが。

　『新型コロナ流行中は利益を考えずに供給すると表明し、「安価なワクチンを世界全体に迅速に提供できる」』と。アストラゼネカのソリオ最高経営責任者（ＣＥＯ）は発言しているようですので、日本でも安く接種できるかも、期待大ですね。

　やはり、大英帝国が世界を救うのでしょうか。いや大英帝国なんて言ってはいけませんね。有難い話です。ではイギリスの正式名称はと言うと、『United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland(ユナイテッド・キングダム・オヴ・グレイト・ブリテン・アンド・ノーザン・アイルランド)』ちょっと長いですね。日本語訳でも『グレートブリテン及び北アイルランド連合王国』なんだかピンと来ませんが。