菅首相 東京２千人超「想像してませんでした」 発令決断は大晦日…報ステ
デイリースポーツ 2021/01/08 22:45

　菅義偉首相が８日、テレビ朝日「報道ステーション」に出演した。生放送前にスタジオでインタビューに応じた内容が放送された。

　富川悠太アナウンサーが、東京の新規感染者が２日連続で２０００人を超えたことの感想を求めると「去年の暮れに１３００人になり、あの数字を見たときに、かなり先行き大変だなと思った」と述べた。

　２週間前に、菅首相が「静かな年末年始を」と呼びかけた時期に、この数字は想像できたかと聞かれると、「いや、想像はしてませんでした」と語った。

　爆発的な増加については、専門家から「気温が非常に下がってきたことや、この時期に飲食にいくお客さんがたくさんいたということではないか」と聞いているとした。

　緊急事態宣言をもっと早く出すべきだったとの指摘があることを問われると、「ここはいろんなご批判があろうかと思ういますが、私自身が判断したのは年末の１３００人の数字をみた時。ベクトルが上向きになっていた」と述べた。

　私は菅首相に対して悪い印象を持ってはいません。どちらかと言うと、応援する側にいると思います。

　その第一は、同じ時期に空手道に勤しんでいた過去があるからですが、もう一つは、口下手であるから、信用できると思えるからです。

　しかし、少なくとも、今の状況は、一国の総理であれば予測していなくてはならないと思います。沢山の専門家が周りにいるはずですから、逐一状況を報告し、かつ予想も専門家として進言しているものと推察しています。

　にも拘らず、想像していなかったと言うのはどう言う事なんでしょう。正直な人で済むとは思えないのですが。

　それでも、最近の野党や評論家、あるいは知識人と言われる人の、書き込みや報道を見ていると、ちょっと見ている方向が違うのではないかと思ってしまいます。

　今は、一致協力して、国の方向性を見つけて行かなければならない時だと思います。

　特に、理解し難いのですが、近隣の国の在り方が見えない時に、国民が一丸とならないといけないと思います。

　ある教育関係者が、結局最後には国民の生活の仕方に起因すると、人の所為せいにしている、と書いていましたが、その通り、結局は個人の生活の仕方に問題があるんです。それこそ人(国)の所為せいにするべきではないと思います。と、まったくこの教育関係者と違う考えをもっています。

　確かに、発信の仕方に問題があるとは思いますが、どのように注意喚起しても、聞かない人がいることも事実です。自由主義社会の難しい所だと思いました。

　今回の新型コロナウイルスに関して言えば、自分に症状はなくても、人に感染させてしまう可能性があるのですから、やはり油断大敵だと言う事だと思っています。一人一人が『うつさない　うつらない』よう細心の注意を払うべきだと思っています。