文武両道のために・・・・『徒然草』を読んで見る。【181】

 今日の文字は『いけ』です。書体は行書です。今日読んで見ようと思う、『徒然草 第百八十段』を読んで見て、感じた文字です。

原文 現代文を見る

 

☆ちょっと、おしゃれな「くりーむパスタ 2人分

  1. 用意する物
    (1)玉ねぎ 【1/2個】 
    (2)ベーコン 【5cm×3cm程度の物2枚位】
    (3)きのこ(マッシュルームがお勧め)【3個】
    (4)バター【適量】
    (5)小麦粉【大さじ1杯】
    (6)ガラスープ【小さじ2杯】
    (7)牛乳【200cc】
    (8)パスタ できれば平べったい物【100g~200g】
    ◎私は【日本製粉 オーマイ 金のパスタフェットチーネ】を使います。スーパーで買えるので。

  2. 作り方
    (1)パスタの湯を沸かし、小さじ1/2杯の塩を入れ茹でる。【日本製粉 オーマイ 金のパスタフェットチーネ】の場合は塩は入れません。
    (2)ベーコンは1㎝幅程度、たまねぎは薄切りにし、きのこは根本を切る。
    (3)フライパンにバター入れ中火で、たまねぎとベーコンを炒める。次にきのこの順で炒めて、塩コショウする(ほんの少し)。
    (4)別の容器に小麦粉、ガラスープを入れてから、少しずつ牛乳を注ぎ入れてかき混ぜる。
    (5)フライパンに(4)を入れて強火にしてとろみがついたら弱火にする。
    (6)醤油を少し垂らす。
    (7)最後に塩コショウ(あれば黒コショウ)で味付けする。
    (8)(7)に茹で上がったパスタを入れ、かき混ぜればOK。

     ちょっと、おしゃれな気分になりたい時に、どうぞ。 あれば、細いアスパラガスを斜め切りして入れると、なおGOOD!

 さぁ、今日も一日元気で過ごしましょう。

 
徒然草 第百八十段 〔原文〕

 さぎちゃう は、正月むつきに打ちたる毬杖ぎぢゃうを、真言院より神泉苑へ出して燒きあぐるなり。「法成就の池にこそ」と囃すは、神泉苑の池をいふなり。

 

『現代文』

『さぎちょうは、正月に遊んだ毬杖ぎちょうを真言院から神泉苑へ出して、焼く行事である。「法成就の池にこそ」と囃すのは、神泉苑の池のことをいうのだ。』

【参照】
毬杖ぎちょう:槌(つち)の形をした杖(つえ)に、色糸を巻きつけて飾った遊び道具。特に、正月の遊び。玉打ち。「ぎちゃう」とも。[季語] 春。

さぎちょう:陰暦正月に行う火祭りの行事。「毬杖(ぎつちやう)」を三本立てたことによるという。宮中では、正月十五日および十八日に清涼殿の南庭に青竹を三本束ね立て、天皇の書き初めや短冊・扇子などを結びつけ、陰陽師(おんようじ)などに歌いはやさせて焼いた。民間では、多くは十五日に長い竹を数本立てて、門松・しめ縄・書き初めなどを持ち寄って焼く。その火にあぶった餠(もち)を食べると病気にかからないという。どんど。「さぎっちゃう」とも。[季語] 春。

神泉苑:平安京大内裏(だいだいり)の南東に接する庭園。天皇が行幸して遊宴が行われ、雨ごいの霊場ともされた。

真言院:朝廷の祈禱(きとう)所。平安京大内裏(だいだいり)の中央付近、豊楽院(ぶらくいん)の北にあり、国家や天皇のために真言の修法を行った。
(出典:学研全訳古語辞典 学研.)

 

『池』

 公益財団法人 日本レクリエーション協会のホームページ【https://www.recreation.or.jp/playing/item/kids/old/07.html】に遊び方が書いてありました。

 この時に使った遊び道具を、雨乞いの霊場である神泉苑で焼く時に、囃子言葉を言うのでしょう。「法成就の池にこそ」と。この言葉は大願成就のような意味で言ったのだと推測します。鏡開きのような行事の一つだったのでしょう。

 思い出しました。小学校の時に先生の家に泊まりに行ったとき、朝、近くの畑で「どんど焼き」と言う、火祭りを見た事があります。これは、小正月に、正月の松飾り・しめなわ等を各家庭から持ち寄って、櫓のように高く積み上げて、焼くと言うものでしたが、この時も『無病息災』を祈願するものだったと思います。この呼び方も各地で違うようですが、「左義長さぎちょう」と言われる所もあるようです。

 あくまでも大願成就や無病息災、今年一年が良い年になるよう祈る儀式だと思いますが、最近は、ゴミを捨てる人もいると聞きます。困った世の中になったものです。

 それにしても、この遊び、ドッチボールやバレーボールなどの陣地を決めて球を打ち込み勝敗を決める現在の球技によく似ています。そして、使う道具は、まるでゲートボールのステックを連想させます。

 こんな遊びがあったのですね。