文武両道のために・・・・『徒然草』を読んで見る。【182】

 今日の文字は『粉雪こなゆき』です。書体は行書です。今日読んで見ようと思う、『徒然草 第百八十一段』を読んで見て、感じた文字です。

原文 現代文を見る 粉雪

 

☆スパゲッティと言えば、ペペロンチーノでしょう。
 簡単、ゆで時間だけでできる。美味しい。経済的。

  1. 用意する物(2人分)
    (1)スパゲッティ 【100g~200g】
    (2)にんにく 【1片】
    (3)鷹の爪 【1/2 本】
    (4)オリーブオイル 【大さじ2杯】
    (5)パセリ お好みで・・・
    (6)塩 微調整で使用
  2. 作り方
    (1)鷹の爪は種を取り出し、ハサミで切り輪切りにする。
    (2)ニンニク。チューブ入りを使う時は、塩が入っていない物を使用。
    ◎ニンニクはみじん切り又は輪切りにして、フライパンにオリーブオイルを入れて、ごく弱火で色がついたら 皿に取り出すか、火を消す。
    (3)スパゲッティを茹でる。
    (4)スパゲッティが茹で上がる30秒位前に、フライパンに火をつけ、鷹の爪を入れて温めて、ニンニクを入れる。
    (5)塩、胡椒で味付けする。ちょっと濃いめにしておく。
    (6)スパゲッティを鍋から直接、フライパンに移す(ざるで水切りせずに、水が入らないように麺だけ)。少しゆで汁が入っても良い。
    (7)味見をして、濃いようだったら、ゆで汁で味を調整。出来上がり。

 このペペロンチーノ、日本ではお馴染みですが、正式名は「アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ」と言うそうです。ちなみに、ペペロンチーノとイタリアで注文すると鷹の爪が出てくると、誰かが言ってました。
 又、イタリアでは「貧乏人のパスタ」とも言われているとか?私にぴったりのパスタです。どうぞ作って下さい。美味しいですよ。でも外出は控えて。
 
 さぁ、今日も一日元気で過ごしましょう。

 
徒然草 第百八十一段 〔原文〕

 「降れ降れ粉雪こゆき、たんばの粉雪」といふ事、米搗こめつふるひたるに似たれば、粉雪といふ。「たまれ粉雪」といふべきを、誤りて「たんばの」とは言ふなり。「垣や木の股に」とうたふべし、とある物知り申しき。昔よりいひけることにや。鳥羽院 幼くおはしまして、雪の降るにかく仰せられけるよし、讚岐典侍が日記に書きたり。

 

『現代文』

『「ふれふれこゆき、たんばのこゆき」というのは、米をついてふるいにかけるのに似ているので粉雪と言う。『「たまれこなゆき」と言う所を、間違って「たんばの」と言っている。そして「垣や木の股に」と続けて歌うべきである。』とある物知りが言った。昔から言う事なのか、鳥羽院が幼い頃に、雪が降っている時にこのように言われたと、讃岐典侍が日記に書いてある。』

 

『粉雪』

 読解力が無いのか、この「たんば」と言う言葉が、間違って言ったのか、それとも、子供の言葉なのか、判明しません。

 物知りと言う人が、どの程度の物知りの人かも、この文章から判断する事は難しいと思います。

 讃岐典侍が日記に書いたと言うのも、「たんば」と書いたのか「たまれ」と書いたのかも、『かく仰せられける』『かく』も、読み方によれば、「たんば」と書かれてあるような気がします。

 しかし、それも、子供の言葉をそのまま書いたのか、それとも大人の使う言葉でしたためたのか、それも解りません。

 なにより、その当時歌われていた童謡と思われますが、本当はどちらの歌詞が、その当時歌われていたのでしょう。

 確かに、理屈で言えば、「たんば」と言うより「たまれ」と言う方が、雪の降る状況にはあっていると思います。しかし、当時、丹波は京都の北西部にあったと思いますから、米の収穫もあったでしょう。

 今でも兵庫県にある丹波の他に、京都府にある京丹波という地名があります。
 
 であれば、丹波で米をついてふるいにかける状況が、目の当たりに出来たかも知れません。そして、その粉雪のように見える事を歌にして、童謡として広がったのかも知れません。

 もしかしたら、この童謡の発祥の地が、丹波だったのかも知れません。

 あながち、幼い鳥羽院の言ったものを否定するのは間違いで、正解かも知れませんよ。勝手な想像です・・・。