今日の一文字は『閑』です。今日読んで見ようと思う、『徒然草 第十一段』を読んで見て、感じた文字です。
原文
現代文を見る
閑散
一点
朝からいいお天気です。盆踊りの提灯もぶら下がりました。今週末から2日ですかね。
それにしても、ボクシングの世界も大変ですね。空手界は、随分昔と変わったように見えますが、どの世界でも利益誘導があるようです。
若い人が運営するようになればと思いますが、歳とは関係なく、運営する人の人柄が大切なように思います。
選手の為と思っても、個人が勝手に価値観を押し付けてはいけません。民主主義の世の中ですから、民主的に事を運べば良いのではないでしょうか。ルール位は守りなさいよ、と言いたいですね。
今日も一日元気で過ごしましょう。
徒然草 第十一段 〔原文〕
神無月の比、来栖野といふ所を過ぎて、ある山里に尋ね入る事侍りしに、遥かなる苔の細道をふみわけて、心ぼそく住みなしたる庵あり。木の葉に埋もるる懸樋のしづくならでは、つゆおとなふものなし。
閼伽棚に菊・紅葉など折り散らしたる、さすがに住む人のあればなるべし。かくてもあられけるよと、あはれに見るほどに、かなたの庭に、大きなる柑子の木の、枝もたわわになりたるがまはりをきびしく囲ひたりしこそ、少しことさめて、この木なからましかばと覚えしか。