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文武両道のために・・・・『徒然草』を読んで見る。【174】

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 今日の文字は『曖昧模糊あいまいもこ』です。書体は行書です。今日読んで見ようと思う、『徒然草 第百七十三段』を読んで見て、感じた文字です。

原文 現代文を見る 曖昧模糊

 

☆勝手に、鴨のつけそば1人前レシピ

 ここには、蕎麦は書いていません。乾麺でも生蕎麦でも用意してください。私はそば粉を北海道からインターネットで買って、自己流でそば打ちをします。

  1. 用意する物
    (1)鴨肉【50g】
    (2)生姜 【少々】
    (3)長ネギ【2分の1本】
    (4)だし汁【お椀に1杯分】
    (5)日本酒・味醂【各大さじ1】
    (6)砂糖【少々】
    (7)醤油【大さじ1杯半】
  2. 作り方
    (1)鴨肉は1cm程度の厚さに切る。
    (2)長ネギは4~5㎝に切る。 
    (3)生姜は少しだけ切って包丁の横で押さえて潰す。
    (4)「やまや、焼あご入り、うまだし」【一袋。】でダシ汁をとって置く。 
    (5)良く焼いたフライパンに油を入れないで鴨を中火で両面脂が出るまで焼く、取り出して皿において置く。
    (6)鴨の脂でネギを少し焦げる程度両面焼く。
    (7)鍋にだし汁と焼いた鴨とネギ、生姜を入れ沸騰したら弱火で料理酒・味醂・砂糖・醤油で味付け10分程弱火で煮込む。
    (8)煮込む間に蕎麦をお好みの硬さに茹でる。

☆蕎麦湯は今まで飲んでいましたが、人が良く言う、そばの香りが分らず、そばの香りについて調べたところ、そばを製粉してすぐに劣化がはじまるようです。ですからそばの香りはしないと思った方がよさそうです。以後飲んでいません。 
 
 さぁ、今日も一日元気で過ごしましょう。

 
徒然草 第百七十三段 〔原文〕

 小野小町がこと、極めて定かならず。衰へたるさまは、玉造といふ文に見えたり。この文、清行きよゆきが書けりといふ説あれど、高野大師の御作おんさくの目録に入れり。大師は承和のはじめにかくれ給へり。小町が盛りなる事、その後のことにや、なほ覚束なし。

 
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『現代文』

『小野小町の事は、極めて不確かである。衰えた様子は、玉造と言う文章に書かれてある。この書物は、清行が書いたと言う説があるが、高野大師の著作の目録にある。大師は承和の初めに亡くなられている。小町が女ざかりの頃は、その後であろうか。やはり不明である。』

 

 

『曖昧模糊』

 これだけ、有名でありながら、その存在まで良く分かっていない人も少ないでしょう。

 と、有名と言いましたが、現在でも小野小町は、美人の代表のように評価されているのでしょうか。違うかも知れません。綺麗な人は山ほどいる時代ですから。

 時代が美人も変えて行きます。私が子供の頃は、外国人であれば、エリザベステーラー、日本人なら山本富士子だったような気がします。

 今、コマーシャルに山本富士子さんが出ていますが、何だか私が抱いているイメージとはかけ離れています。

 最近、声が出なくなり、音程が無茶苦茶なので、リハビリのために、コンピュータでカラオケをしています。

 一日のリハビリで必ず歌うのは、石原裕次郎さんの「北の旅人」です。そこに映っている浅丘ルリ子さんの、まぁ、綺麗な事、小学校の頃に大好きだった女優さんです。でも、『やすらぎの郷』で見る浅丘ルリ子さんは、別人に見えます。

 ここにも書かれてありますが、「盛り」、女ざかりと言うのはあるのですね。

 小野小町と言うのは、平安時代前期9世紀頃の女流歌人。六歌仙、三十六歌仙、女房三十六歌仙の一人(出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)とありますから、その作品も残っているのに、実際の容姿が後世に伝わってはいないのですから、不思議な存在です。

 クレオパトラ・楊貴妃・小野小町と世界三大美人に挙げる人も多くいると思いますが、これも多分日本だけのものでしょう。それほど世界的には有名ではないと思います。

 やはり、どれだけの美人であっても、盛りがあると思われるのが、小野小町が詠んだと言われている、百人一首にも選ばれた次の句でしょう。

 花の色は 移りにけりな いたづらに 我が身世にふる ながめせし間に
 
 現代文にすると、「桜の花の色は、盛りが過ぎてしまった。むなしく年老いていく我が身のように、物思いにふけっている間に」。と訳しましたが、これは、文法的に言うと、「ふる」と言う言葉には「雨が降る」と言う意味があり、「ながめ」と「長雨」がかけ言葉になっているようです。

 文法的な解釈を私はできませんので、単にあっと言う間に、絶世の美女も盛りを過ぎて、ああ残念無念と言った所で、その心に同感したり、なるほどと感心するところがあれば良いと思います。

 小野小町も謎ですが、兼好法師がなぜ小野小町に興味を持ったのか、これも疑問に思います。疑問だらけの段でした。

 人の魅力は容姿だけではないような気もしますが・・・・

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