今日の文字は『先払』です。書体は草書です。今日読んで見ようと思う、『徒然草 第百九十六段』を読んで見て、感じた文字です。
原文 現代文を見る 先払
☆『過剰な自慢、こき下ろし、敵対心…職場の「困った人」3つの対処法』
(舟木彩乃 2019/02/07 06:00)
「純粋な親切心から伝えたはずなのに敵意を持った言葉として捉えられた、きちんと説明したはずなのに「え!そこですか?」というところにこだわられた…など、まともな会話が通じない「困った人」があなたの職場にもいませんか。そんな「困った人」への対処法を解説します。(ストレス・マネジメント研究者 舟木彩乃)
—–中略—–
◎ケース1:持田さん(仮名):50代女性で専業主婦
持田さんは、とても控えめな印象を与える方です。もともと大手企業で一般事務職に就いていましたが結婚を機に退職、ブランクは20年以上ありますが、また仕事をしたいと思っています。
「仕事に復帰したい」と思うようになったのは、友人からある会合の司会をお願いされて引き受けたところ、自分の存在価値が実感できたことがきっかけだそうです。
しかし、持田さんが仕事を再開することについて夫が賛成してくれない、というのが相談内容でした。
私は、持田さんが仕事に復帰したいという気持ちを大事にしながらも、そのことが原因で夫婦関係がこじれないようにするにはどうしたらいいか、話し合っていく必要があると思いました。
しかし、このテーマで話を進めていくと、おとなしい印象であった持田さんがイライラしだし「カウンセラーさんは今まで、いろいろな人とお話ししているはずですよね?私と話していて、他の人とは違う“なにか”に気がつきませんか?」と、やや強い口調で言ってきました。
特段、持田さんの“何か”に気づくこともなかった私は、「それは何か教えていただけますか?」と返しました。
持田さんは、せきを切ったように「学生時代の就職活動では有名テレビ局のアナウンサーの最終試験まで残っていた」という類いの話をし始め、「私は、理路整然と人にものを伝える才能や技術があるわけですが、今まで話していてそれに気がつかなかったですか?」とかなり強い口調で私に言ってきたのです。
持田さんが私に伝えたかった一番の内容は「自分は見ての通り、人に物事を伝える技術や才能がある。だから人前で話す仕事が向いている」ということでした。
持田さんは、いくら話をしても自分の“技術や才能”に気づかず、称賛もしなかった私にいら立っていたのです。
カウンセリングにくる方の中には、持田さんのように、相談するというより他人から称賛や承認を得るために来た、という人もいるのです。
—–中略—–
しかし、両者には共通して「自分は称賛されるべき特別な人である」という思いがあります。その共通の思いを掘り下げていくと、そこには「強い劣等感」が潜んでいます。
そのため、彼らは他人からの評価には非常に敏感です。
—–後略」
ケースは2例挙げられていましたが、1例だけでも面白いので、取り上げて見ました。
この記事では対処方法も書かれてありますが、気になる人は【DIAMOND Online 舟木彩乃 2019/02/07 06:00】で消されていなければ見れます。
ここで面白いと思ったのは、「自分は称賛されるべき特別な人である」と言う部分です。
特に相談者が褒めてもらいために、相談されたのでは、受ける方は、困ってしまうでしょうね。しかし、相談する人の大半は、答えを求めているのではなく、聞いてもらうだけで良いみたいです。と、何かに書かれてありました。
さぁ、今日も一日元気で過ごしましょう。