サイトアイコン 髓心

学校で習う漢字三体字典【小学四年生編】Part104

スポンサーリンク

 小学校四年生で習う、202字の内の5つの漢字を書いています。漢字は2020年度施行の学習指導要領に対応しています。

表示は左端が対象漢字、続いてカタカナは音読み、平仮名は訓読み、画数、部首の順です。そして、ことわざ・故事・文章などから一つを選んでその漢字の使われ方を示す事にしました。

76. [][サク][画数:9画][部首:日]

日・今日・明日』

 このように時は流れて行きます。それも振り返ってみれば矢のように。
 昨日の事も、明日の事も、自分にはどうする事もできません。今日の事も今この時以外は同じです。
 できれば振り返って見て、いい思い出になるよう、さあ、今日も元気で過ごしましょう。

楷書 行書 草書

77. [][サツ][ふだ][画数:5画][部首:木]

束』

 キャッシュレスの時代がやって来たようです。どうも現金でないと信用できないと思っている人も、その現金も信用通貨の一つです。
 時代に応じた信用通貨が出来るのでしょう。

楷書 行書 草書

78. [][サツ][す-る][画数:8画][部首:刂]

さっしん

 ただ新しくするのではなく、現状の悪い部分を取り除くため新しくする事ですが、政治の世界でよく使われる言葉ですが、果たして悪い面を一掃出来ているのでしょうか。

楷書 行書 草書

79. [][サツ][画数:14画][部首:宀]

秋毫めいさつしゅうごう

 秋に生え変わる動物の毛、いわゆる生毛うぶげのような細い毛も見分けられる洞察力の事を言いますが、専門分野においては、慣れもあるのかも知れませんが、意外と人の気が付かない事も見えるようになる物だと思います。

楷書 行書 草書

80. [][サン][まい-る][画数:8画][部首:厶]

『牛に引かれて善光寺り』

 「〔長野の善光寺近くにいた欲深い老婆が、さらしていた布を角に引っ掛けて逃げた隣家の牛を追い、知らずに善光寺へ行き信心を起こしたという言い伝えから〕自分の意志からではなく、他人に誘われてよい方に導かれることのたとえ。」【出典:大辞林第三版 三省堂.】。
 この言葉は昔から聞いていますが、意味は今回初めて調べて見て解りました。
 欲深いかどうかは判りませんが、「朱に交われば赤くなる」という例えもあります。付き合う人は選んだ方が良さそうです。

楷書 行書 草書
覚 書

現在小学生編として、2020年度施行の学習指導要領に対応した漢字を、楷書・行書・草書と三体の文字を毛筆で書いていますが、初めに部首と書いていますが、通常呼ばれている読み方ではないと思われたと思います。

そこで、一般ではどんな読み方をされているのか一覧にしてみました。

今回は、小学四年生の文字の76.~80.の部首を取り上げていますが、日本では部首の正式な名称は決まってないようです。辞書によって統一されていないのが現状です。

部首 部首名称 (読み方) 部首通称

  1. 【昨】日部(にちぶ)・ひ・にち・ひへん・にちへん
  2. 【札】木部(もくぶ)・き・きへん
  3. 【刷】刀部(とうぶ)・かたな・りっとう
  4. 【察】宀部(べんぶ)・うかんむり
  5. 【参】厶部(しぶ)・む

 ・・・・つづく。

スポンサーリンク
モバイルバージョンを終了