中学校の三年間で習う、1110文字の内の5つの漢字を書いています。漢字は2020年度施行の学習指導要領に対応しています。
表示は左端が対象漢字、続いてカタカナは音読み、平仮名は訓読み、画数、部首の順です。そして、ことわざ・故事・文章などから一つを選んでその漢字の使われ方を示す事にしました。
ちなみに、文部科学省では学年ごとに習う漢字は、1学年250字程度から300字程度、2学年300字程度から350字程度、3学年では、その他の常用漢字(小学校で習う漢字1026文字以外の常用漢字1110文字の大体)と学年ごとに決まっていないようです。
151. [憾][カン][画数:16画][部首:心]
『憾悔』
夜も眠れないくらい、悔しい思いをした事がありませんか。そんな時にこんな熟語がある事をしっていると、日記に書けるのでしょうね。
私は、今は毎日このブログを書いていますが、小学生から大人になるまでの間に、日記を何度か書こうと思ったり、時には一日二日は書いてみた事もありました。
なかなか続かないものです。不思議にこのブログは、続いています。
こんな聞いたこともない言葉を、覚えられるからかも知れません。もちろんすぐに忘れますが、覚えられると言うより、知る事が出来ると言った方がいいですね。
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152. [還][カン][画数:16画][部首:辵]
『大吉は凶に還る』
ほどほどが良いという時に使う言葉ですが、確かに良い事ばかりが続くと不安になる事もあります。
野球などでも、よく打つバッターで三割程度ですから、三打席の内1回ヒットが出れば打率に届きます。ですから、三打席全てヒットが続くと次は凡打か三振になるという事です。
ほどほどに後を引かない、小さな不幸がある方が、人生良いのかも知れません。
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153. [環][カン][画数:17画][部首:玉]
『金環日食』
子供の頃の記憶って、いい加減なものですね。ガラスに蝋燭で煤をつけ、黒くして太陽を見た覚えがあります。
金環日食が見えなくても、部分日食が見えた地域として、日本も記載されていますので【出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』】多分その時に見たのでしょう。1955年6月20日(本州の極北端と北海道を除く)の日食と1955年12月14日(日本中北部)の日食の内、6月20日の時に見たのだと思います。
記憶では金環日食と思っていたのですが、部分日食だったのでしょう。
しかし、金環日食を見られるのはかなり稀な事で、来年2020年6月21日に予測されている金環日食も、日本では部分日食になるらしいです。ただかなり欠けると予想されています。
西日本で観測されるという事なので、ちょっと楽しみですね。
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154. [韓][カン][画数:18画][部首:韋]
『韓海蘇潮』
「韓」と言う文字から韓国に関係あるのかと思いましたが、中国の唐の詩人の名前でした。韓は韓愈、蘇は蘇軾、二人の文章を批評した、褒め詞だと思います。
「韓愈が書いた文章は海のように広々としていて、蘇軾の書いた文章は、海水の満ち引きのように力強い起伏がある」【出典:四字熟語辞典ONLINE.】。
こんな言葉にされるような人の文章を一度は読んで見たいと思いましたが、ちょっと敷居が高くて手が出そうにありません。
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155. [艦][カン][画数:21画][部首:舟]
『戦艦大和』
戦艦大和は見た事はありません。義理の母が結婚する前に、出来たての戦艦大和を見学したそうです。
なんと、全長が263mもあったそうですから、その大きさに驚かされます。小学校にある25m プールが縦に10個以上も並ぶとなると想像できません。
大和と言う名前は二代目らしいのです。明治、大正時代に海防艦・特務艦大和と言う名前があったのですが、大和型戦艦としては一番艦で、二番目に戦艦武蔵が出来たようです。
今では、宇宙戦艦ヤマトの方が有名かも知れません。
こんな戦艦の要らない世界になぜならないのでしょう。
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