実用書写「市・区版」Part-414

［深層ＮＥＷＳ］「菅首相の総裁選出馬、客観的に厳しく」…中北浩爾氏
読売新聞 2021/08/23 23:32

　日大大学院講師の岩井奉信氏と一橋大の中北浩爾教授が２３日、ＢＳ日テレの「深層ＮＥＷＳ」に出演し、横浜市長選の結果や政局の行方について議論した。

　菅首相が支援した小此木八郎氏が惨敗したことについて、岩井氏は「自民党が一本化できなかったのが最大の敗因。自民党にとって、ちぐはぐな選挙になってしまった」と述べた。

　中北氏は「予想外の大差だった。菅政権に対する国民の不信が強かった」と分析し、党総裁選に向け「菅首相が本当に出られるのか。客観的に厳しくなってきた」との見方を示した。

　今、こういう議論が必要なのでしょうか。と言うのが本当の気持ちです。

　なぜ、このようなメンバーで横浜市長選の分析をしなければならないのでしょう。

　菅首相の実体はどこにあるのでしょう。一方では新型コロナウイルスに対して、休むことなく対応して、よくやっていると言う人。（「菅氏、懸命にやってる」石破氏の総裁選出馬に不透明感）［朝日新聞デジタル　2021年8月13日 13時00分］と、こんな記事も有りました。

　しかし、大方の毎日のニュースでは、菅首相の会見の仕方であるとか、喋り方などを挙げ、不人気を煽るような発言ばかりが目立ちます。

　このニュースのように、菅首相が支援した小此木八郎氏が惨敗についても、そんな風評を流したのはマスコミでは無いのでしょうか。もちろん、この風評に踊らされている市民にも問題があるとは思いますが、一般の市民は、マスコミを通じてしか情報を得られない事も知らなければなりません。

　確かに自民党内が一枚岩でない事は十分伝わってきますが、それ以上に菅降ろしに一役買っているのは、マスコミではないのでしょうか。

　人をこけ下ろすのに使う知恵があるのであれば、なぜ、この危機、新型コロナウイルスに立ち向かおうとしないのでしょうか。