実用書写「市・区版」Part-484

共産・志位委員長、議席減「責任はない」 「方針は正確と確信」
毎日新聞 2021/11/01 22:35

　共産党の志位和夫委員長は1日、党本部で記者会見し、衆院選で共産が議席と得票数を減らしたことに対する引責辞任の可能性を問われ、「責任はないと考える」と否定した。理由として「我が党は、政治責任を取らなければならないのは間違った政治方針を取った場合だ。今度の選挙では、党の対応でも（野党）共闘でも政策でも、方針そのものは正確だったと確信を持っている」と説明した。

　共産は衆院選で議席数を公示前の12から10に、比例代表の得票は前回選の440万票から416万票にそれぞれ減らした。志位氏は「力を尽くして戦い、残念ながらこういう結果になった」と述べた。【佐野格】

　選挙が終わっても、ニュースはまだ後を引いているようです。

　しかし、共産党の志位和夫委員長のこの弁は、一体何を言っているのかよく分かりません。「方針そのものは正確だ」と言うのはどう取れば良いのでしょう。

　昔は、と言っても４,５０ 年も前には、共産党のイメージは、私とは違うが理想を語っていたように思っていました。ただ、残念ながら現実とはちょっとかけ離れていると考えていました。

　今回の共闘と政策には、間違いとは言っていませんが、正確だったと言っています。この正確が何を意味するのかは分かりませんが、なんだか煙に巻かれたような印象を持ちます。

　それでも、４４０万票から４１６万票に減少したとは言え、かなりの人が正しい考え主義と思っているのでしょう。

　しかし、何度も書きますが、主義主張を堂々と語れば良い物を、主義主張が全く違う政党と共闘して、何が正確だったのでしょう。ハッキリと、正しかったと言えばまだ良いのですが・・・・。