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実用書写「都道府県版」Part-6

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 都道府県のうち、県を書いています。今日は茨城県と栃木県を楷書と行書で書きました。

縦画終筆のポイント

 ここで書くポイントは、色々な書物に掲載されている方法ではありません。ですから、色んな書物の方が感覚が掴みやすいと思われる方が多いのかも知れません。

 しかし、私にはなかなか理解がしにくかった筆使いですので、ここでは、私の感覚で筆使いを書いています。

 私の持っている書籍の中では、「骨書き」と言う方法で、筆の動かし方を表した物や、穂先が文字のどの部分を通るかを示したものがあります。

 この穂先がどの部分を通るかを知る事は、筆がどのように使われているかを知る目安になります。

 では、「とめ」と言う終筆は、どのように書けば良いのでしょうか。  

 私は、筆を止める直前まで、筆の背と腹は紙に対して45度を向く書き方をしています。これは気持ちの上での事で、実際の筆の動きとは若干違います。そのあたりは、イメージとして捉えてください。そこでほんの少し右斜め下に背と腹の角度を変えないで、ずらします。このずらし方とずらす距離がコツになると思います。

 その時、やや筆の左面紙面に触れるようにしたら直ぐに、穂先を中心に筆の腹を右回りに回転させ、筆の右面を紙面に触れるようにして、少し押し返します。これで、最下点の形が整い、若干図の終筆縦画(とめ)の中2つのように左側に筆跡がでます。図のような形が取れない場合はやって見てください。ただし、筆の動きは殆ど動きませんし、特に軸をくるくる回す事はしません。

  これからも、「筆を押し返す」と書く事があると思いますが、この「押し返す」のは、筆の穂先と軸の間にS字型を作りそのクッションを利用します。これは、次回にもう少し詳しく説明します。

 次は、「はね」と言う終筆について書いて見ましょう。

 これも、はねる直前までは「とめ」に書いたものと同様です。「筆を止める直前まで、筆の背と腹は紙に対して45度を向いています。」と言う所です。
 ここからが、「とめ」と少し違います。「とめ」の場合は、少し右下にずらしますが、ずらしません。穂先を中心に筆の腹を時計回りに45度程度回転させます。それで最下点の形を整えます。
 それから、少し腹を上げながら真上に突き上げながら、筆の背と腹の角度(殆ど垂直)を変えないで、真横に移動しながら腹を上げ、穂先を整えます。  これで、上の図の「オ」の赤い円の「はね」が出来ます。

 ここで出てきた、「突き上げる」方法も「押し返す」のと同じ方法です。

 次は、図にある「払い1」を再現してみましょう。

 これは、そんなに難しくありません。ただ、左側に寄っている穂先を中央に移動します。その時に45度で起筆をした背と腹の角度が垂直になりながら、穂先を整えていきます。

 縦画の部分に入るかどうかは、分かりませんが、「ル」にある「右払い」も再現してみる事にします。

 これも、「右払い」になる直前までは、「筆を止める直前まで、筆の背と腹は紙に対して45度を向いています。」ここまでは、「とめ」「はね」と同じです。

 ここから「少し右下にずらします」と言う所は「とめ」と同じで、背と腹の角度を変えずにずらします。この時少し腹の部分を紙面すれすれに上げます。そしてもう一度起筆のように、45度の角度で点を打ちこみます。次はこの背と腹の角度、45度を変えないで、右斜め上に徐々に腹を上げながら背の部分の穂先を整えて行きます。

 ここで「打ち込み」と書きましたが、筆の使い方は先述した「S字型」の方法です。


 ☆この縦画終筆のポイントは、 に掲載したものを参考までに再度載せました。

ニュース

「大阪の感染ピーク、「宣言」10日前だった…吉村知事は指標見直しも」読売新聞 2020/06/13 10:48 」
 
 大阪府は12日、新型コロナウイルスに関する専門家会議で、府内で感染が最も広がったのは3月28日頃だったとみられると発表した。政府の緊急事態宣言の10日前に感染のピークを迎えていたことになり、感染拡大傾向を早くつかむことの重要性が浮き彫りになった。・・・・。

 また、新型コロナウイルスに関する専門家会議では複数の専門家から「宣言に基づく外出や休業など様々な自粛の効果は極めて限定的だった」などの意見が出た。 
 

 と、如何にも自粛要請が無駄であるかのような、意見が専門家から出た事が、非常に不愉快に感じました。これは、2日前に行われ、その時に感じた事です。
 専門家と言われる人としては、不用意な発言と言っても良いと思います。

 後になって、こんな事を言う事は誰にでも言えます。専門家なら、今後どうするべきかを発言してもらいたいと思いました。

  特に、「映画館マッサージ店はなぜやめないといけないのかと、常々思っていました。」と意見を言った【京都大学ウイルス再生医科学研究所 宮沢孝幸准教授】などは、映画館は確かに始まると、観劇者は無言かも知れませんが、前後の事を考えての発言だったのでしょうか。あるいは、マッサージ店には行った事がありませんが、入る時も施術中も全く無言でしょうか。思い付きで素人のような発言をして、府民を煽るような事は控えてもらいたいと思います。

 未知の分野の感染症の流行に、色々対処して、今後の対策を決めてもらいたいと思います。

 

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