今日の文字は『灸』です。お灸をすえると言う意味です。書体は行書です。今日読んで見ようと思う、『徒然草 第百四十七段』を読んで見て、感じた文字です。
原文 現代文を見る 灸
★『格安を謳う「家族葬」一般葬より高い例も、悪徳業者の見抜き方』
(NEWSポストセブン 2018/12/16 07:00)
『「亡くなった祖父は97才と高齢で、友人や知人もほとんどが他界していたので、家族で話し合って『家族葬』にしました。家計に余裕もないし、費用も安く抑えられると聞いて、家族で『一安心だね』と話していました。ところがその後、葬儀社から渡された請求書にびっくり。最初に聞いていた金額より、40万円も高かったんです」
—–中略—–
「近年、『家族葬』や『直葬』といった、小規模な葬儀を選ぶ人が増え、家族葬は今や主流になりつつあります」
葬式や墓の情報サービス会社「鎌倉新書」によると、葬儀全体のうち、家族葬の割合は2015年の31.3%から2017年には37.9%と増加し、全体の約4割に達した。一方、「一般葬(通常の葬儀)」の割合は59%から53%と約6%減り、家族葬に置き換えられた格好だ。
—–中略—–
一見最適な葬儀形式に見えるが、そこには意外な落とし穴がありそうだ。「格安だから」「家族だけなら誰にも気を使わず済む」――そんな思い込みで安易に選べば、無用なトラブルを呼び込みかねないようだ。
◆「家族葬」は「一般葬」より高額になることも
「家族葬は斎場の規模が小さく、祭壇や供花も質素で、参列者も少ないから、一般葬より安いに違いない」――多くの人はそう考えているのではないだろうか。確かに料金だけを比較すれば安いが、最終的にかかるお金はそれほど違わない。
「小さな斎場を選べば会場費は安くなり、必然的に祭壇や供花も小規模になるため、安くなる要素はあります。しかし、それ以外の費用は実は一般葬とさほど変わりません」(佐々木さん)
—–中略—–
しかも、格安をウリにする葬儀社のなかには、悪徳業者も潜んでいる。宗教学者で『0葬――あっさり死ぬ』(集英社)の著書がある島田裕巳さんが話す。
—–中略—–
いくら安くても、滞りなく葬儀を遂行できるだけの人員を確保・提供するのは葬儀社として当たり前だと思うが、葬儀社も格安・簡略化の流れの中で競争が激化し、生き残るため、あの手この手で必死なのだ。
※女性セブン2019年1月1日号』
この最後の言葉に耳を傾けると、事情が呑み込めると思います。『生き残るため、あの手この手で必死なのだ。』、そうなんです。葬儀社にとっては、ビジネス以外の何ものでもないのです。そのあたりをしっかり頭に入れておきましょう。
葬儀社が悪いと言っているのではなく、ビジネスですから需要と供給のバランスで成り立っていることを考えた方が良いでしょう。
私は、常々、前の川にでも投げ込んでおけば良いと言っているのですが、それも法に触れるので、困ったものです。
これもその時の財力によるでしょうね、お金があれば盛大にやれば良いし、なければ、法に触れない範囲で、最小限度に済ませれば良いと思います。
葬儀は死んだ人の為にあるのではなく、生きている人の為にあるのですから。納得できるか、出来ないか、と思います。
さぁ、今日も一日元気で過ごしましょう。