学校で習う漢字三体字典【小学生編】Part-16

 小学校一年で習う、80字の内の5つの漢字を書いています。漢字は2020年度施行の学習指導要領に対応しています。

 表示は左端が対象漢字、続いてカタカナは音読み、平仮名は訓読み、画数、部首の順です。そして、ことわざ・故事・文章などから一つを選んでその漢字の使われ方を示す事にしました。

76.[][モク][ボク][め][ま][5画][もくぶ]
は口程に物を言う』

楷書 行書 草書

77.[][リツ][リュウ][た-つ][た-てる][5画][りゅうぶ]
錐の余地』

楷書 行書 草書

78.[][リョク][リキ][ちから][2画][りょくぶ]
は正義なり』

楷書 行書 草書

79.[林][リン][はやし][8画][もくぶ]
『風火山』

楷書 行書 草書

80.[][ロク][む][む-つ][むっ-つ][むい][4画][はちぶ]
十の手習い

楷書 行書 草書
現在の社会を考える

 懐古趣味と言われるかも知れません。しかし、縄文時代を懐古できるわけではありませんから、温故知新と言えるのではないでしょうか。

 今朝散歩している時に、橋の上からゆっくり流れる川を見たのですが、花筏とまでは行かないまでも、昨日の雨と風に散った桜の花びらが浮かんでいました。

 これなら、風情もありますが、同時にゴミも浮かんでいます。一時のゴミだらけの川からすると、随分綺麗になりましたが、行政の努力と言えます。

 で、少し考えたのですが、昔の時代でも、ゴミ問題で滅びた都市もあると聞きます。

 土地の広さによって、人間の住める許容範囲があるのではないのでしょうか。

 特に人間社会が文明によって生み出すごみは、動物の生み出すゴミとは異質なものです。地球上で循環できるような物ではないようです。

 約1万5000年前から約2300年前にかけての時代が、縄文時代と言われています。この時代では持続可能社会と呼ばれる事があります。

 もっとも知恵があると思えるのは、適正な集落の規模を維持していた事ではないかと思えるのです。

 少子化問題も、生産力や税金の事を考える前に、適正な人口を考える事の方が大切なのかも知れません。