今日の文字は『境』です。境目と言います。書体は行書です。今日読んで見ようと思う、『徒然草 第百二十六段』を読んで見て、感じた文字です。
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境
★『「夕食後」の「ウォーキング」は、ジョギングより体にいい!?』
(ALLAbout 小林 弘幸(医師) 2018/11/24 17:45)
「「健康維持」を望むのであれば、ジョギングではなく「ウォーキング」がお勧めです。—–中略—–
もちろん、運動能力を高めたり、筋力をアップさせたりといったトレーニング効果を求めるのであれば、ジョギングは身近な方法でしょう。しかし、ジョギングのほうがウォーキングよりも健康効果が高いかというと、それは別問題です。実際には、ウォーキングのほうがジョギングよりはるかに健康効果は高いのです。ジョギングは運動量が大きいため、どうしても呼吸が速く、浅くなり、副交感神経のレベルを下げてしまいます。
とくに中高年の方は、そもそも副交感神経のレベルが低下しているので、それをさらに下げるような運動は、健康維持効果があるどころか、かえって体を老化へ追いやる可能性があるのです。
—–中略—–
運動により呼吸が浅くなった状態では、完全に血流が止まるわけではありませんが、危険といっても過言でないほど血流が激減することは事実です。
ですから、「健康」ということを考えるのであれば、呼吸が浅くなってしまうような運動はよくありません。健康効果を望むのであれば、ウォーキング程度の軽い運動で充分です。
—–中略—–
ウォーキングのよい点は、「呼吸を意識する時間がたくさんある」ということです。呼吸で大事なのは、自律神経の中でも、副交感神経を上げるということ。交感神経を高めて血管を締めるのは簡単ですが、それを広げる作業というのが難しいのです。
呼吸は特に吐く息が重要になります。1で吸って、2で吐く、吐くほうを長くします。ゆっくり1数える長さで息を吸い、その倍の時間をかけて吐くだけです。これは息を吐くときには頸部(首・のどのあたり)にある受容体が反応して、それが自律神経を刺激して副交感神経を高めるからです。そうやって吐くほうに意識をもっていけば、血管が開き細胞にも血流が行きます。
「夕食後のウォーキング」が理想的な運動
では、ウォーキングの時間帯ですが、いつするのがいいのでしょうか。お勧めは「夜」です。夕食後から寝る1時間前までに、30分から1時間ほどゆっくりウォーキングをすることが理想です。
夜は副交感神経が優位になる時間帯なので、そのときに交感神経を刺激することを進めるなんて矛盾しているようですが、そうではありません。なぜならば、激しい運動をしなさいといっているわけではないからです。自律神経を整えることを目的とした運動は、ウォーキング程度、高齢者なら散歩と思っていただいて結構です。
朝は交感神経が高い時間帯なので、血管が収縮して体が硬くなるため、運動でけがをしやすくなりますが、夜の適度な運動は末梢の血管を開きます。
—–後略—–
この記事は、参考になると思います。ただ、この高齢者と言うのが問題で、色々な高齢者がいますので、自分の体力に合わせて、運動はした方が良いと思います。
ちなみに、私は、今、朝の体操を止めて、夜のスロージョギングをしています。時間は40分のスロージョギングと、40分の鍛錬です。
私のスロージョギングは、通常の速足でウォーキングされている人に、追い越される程度の速さですから、至って遅いです。
自分よりかなり背の低いおばさん(失礼)に、どんどん追い越されます。私はこのスロージョギングの間に気を付けているのは、呼吸です。
小さい声で歌を歌いながら走っています。走ると言っても、歩いている人に追い越されますが、その時、ちゃんと歌える事がバロメーターになります。
そして、走り終わった時に、息はまったく弾んでいない事を条件にします。しかし、結構汗ばむので運動にはなっていると思います。
先に、自分の体力に合わせて、と書きましたが、息が弾む事も健康な人には大切で、呼吸循環機能の強化に繋がりますので、私も少しは呼吸循環機能の強化もしています。
これは、例えば、腕立て伏せでも出来ますので、このスロージョギングとは別の時間帯があれば、週に2回から3回程度やれば良いと思っています。あくまでも、呼吸循環機能の強化ができる体力のある人向けです。
さぁ、今日も一日元気で過ごしましょう。
徒然草 第百二十六段 〔原文〕
「博奕の負け極まりて、殘りなくうち入れむとせむに逢ひては、打つべからず。立ち歸り、続けて勝つべき時の至れると知るべし。その時を知るを、よき博奕といふなり」と、あるもの申しき。