今日の文字は『機転』です。意味は、本文を読めばよく分かると思います。書体は行書です。今日読んで見ようと思う、『徒然草 第百一段』を読んで見て、感じた文字です。
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機転
★『日本政府、対韓国「戦略的放置」強める 徴用工判決、国際司法裁判所への提訴も視野』
(株式会社 産経デジタル 2018/10/30 19:33)
「元徴用工をめぐる韓国での民事訴訟で新日鉄住金に損害賠償を命じる判決が確定し、日本政府内に韓国への忌避感が募っている。判決は、韓国が国際協定を守れない前近代国家だと自ら宣言しているに等しいからだ。政府は北朝鮮問題に関して韓国との連携は維持するが、本音では韓国を相手にしない「戦略的放置」(政府高官)を強める考えだ。(原川貴郎)」
韓国は、どういう未来を望んでいるのでしょう。どうもよく分かりません。確かに、星 浩さん<ニュースキャスター>が三権分立を説明して、お茶を濁すような説明をしていましたが、三権分立と言うのは、国内の権力を分離する事がその役割ではないのかと、疑問に感じました。
このような、国と国との約束を反故にするような事に判決を下すべきではないし、またその権利もないと思うのですが、北朝鮮も同じように、国と国との約束を平気で覆した歴史を歩んでいます。
あまり考えたくはありませんが、韓国と北朝鮮が一つになって、核保有国になろうとしているような気がします。
この考え方も少し国際社会の未来の展望とは、矛先が違うような気がします。
しかし、国と国との問題だけではなく、昨日見ていた、関西テレビ「僕らは奇跡でできている」の中で、榮倉奈々さんの歯医者さんと、トリンドル玲奈さん演じる歯科衛生士の会話を聞いていて、まったく歯車があっていない様子がありました。現在の若者と、少し年代が上、と言っても10歳も離れていない人の常識の差が如実に描かれていたように思います。
見ていて、榮倉奈々さんがイライラする気持ちと、同じような気持ちになりました。
国と国との付き合いも、余りにも、常識が違うと、そんな感じになるのでしょう。困ったものです。
さぁ、今日も一日元気で過ごしましょう。
徒然草 第百一段 〔原文〕
ある人、任大臣の節會の内辨を勤められけるに、内記のもちたる宣命を取らずして、堂上せられにけり。きはまりなき失禮なれども、立ち帰り取るべきにもあらず、思ひ煩はれけるに、六位の外記康綱、衣被の女房をかたらひて、かの宣命をもたせて、忍びやかに奉らせけり。いみじかりけり。