今日の文字は『骨董』です。書体は行書です。今日読んで見ようと思う、『徒然草 第九十九段』を読んで見て、感じた文字です。
原文
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骨董
昨日は、お習字をしていました。半切(34.5cm×136cm)に、漢詩14文字を書いていたのですが、上手く行かず、結局一日中書く事になりました。
それでも、清書は出来ずに、今朝朝から書いていましたが、まだ完成には至っていません。
前に購入した『良寛』と言う筆を使っていますが、それでもだめです。いや~難しい。
そうそう、今日は、『文武両道のために・・・・『徒然草』を読んで見る。』の100回目です。記念すべき日ですが、何もありません。特に変わった一日でもなさそうです。
さぁ、今日も一日元気で過ごしましょう。
徒然草 第九十九段 〔原文〕
堀河の相國は、美男のたのしき人にて、その事となく過差を好み給ひけり。御子 基俊卿を大理になして、廳務を行はれけるに、廳屋の唐櫃見苦しとて、めでたく作り改めらるべきよし仰せられけるに、この唐櫃は、上古より傳はりて、その始めを知らず、數百年を經たり。累代の公物、古弊をもちて規模とす。たやすく改められ難きよし、故實の諸官等申しければ、その事やみにけり。