今日の文字は『俗習』です。書体は行書です。今日読んで見ようと思う、『徒然草 第九十五段』を読んで見て、感じた文字です。
原文
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俗習
今朝は、お習字から始めました。理由は、巻き藁を突いた後で、筆を持つと、しばらくすると手が震えて書けなくなるからです。
軽く突いているつもりでも、結構な負荷と言う事ですね。
しかし、2時間ほどして、めまいがしてきました。昨夜は1度しか起きなかったのですが、寝不足ですかね。
それで、お習字を止めて、台風の状況を確認しましたが、今回は日本には立ち寄らないような感じに見えました。と、気象予報士でもないので分かりませんが。
★ 昨日のテレビニュースで、シリアで反政府武装勢力に拘束されていた、安田純平さんが解放されたようですが、ジャーナリストの行動は、この人だけではなく、国内での取材のやり方にも疑問を感じます。
今回は解放されて良かったとは思いますが、ジャーナリストの使命感を聞いていますと、果たして正しい選択なのかと、疑問に思う事もしばしばです。
少なくとも、視聴者のためであるとか、読者のためと、責任を転嫁することだけは、やめて頂きたいと思います。
もちろん、ジャーナリストの情報を待ちに待っている人もいると思いますが、私は情報自体が危ういものだと思う事があります。情報は、操作できると言う事をいやと言うほど日本人は体験しているはずです。
さぁ、今日も一日元気で過ごしましょう。
徒然草 第九十五段 〔原文〕
「箱のくりかたに緒を著くる事、いづ方につけ侍るべきぞ」と、ある有職の人に尋ね申し侍りしかば、「軸に付け、表紙につくること、兩説なれば、何れも難なし。文の箱は、多くは右につく。手箱には軸につくるも常のことなり」と仰せられき。