学校で習う漢字三体字典【小学三年生編】Part60

 小学校三年生で習う、200字の内の5つの漢字を書いています。漢字は2020年度施行の学習指導要領に対応しています。

 表示は左端が対象漢字、続いてカタカナは音読み、平仮名は訓読み、画数、部首の順です。そして、ことわざ・故事・文章などから一つを選んでその漢字の使われ方を示す事にしました。

56.[][コウ][みなと][画数:12画][部首:氵]
湾空

楷書 行書 草書

57.[][ゴウ][画数:5画][部首:口]
叫喚呼きょうかんこごう』ちょっと聞きなれない言葉ですが、大声で叫ぶ事を特に強調した言葉ですね。

楷書 行書 草書

58.[][コン][ね][画数:10画][部首:木]
も葉もない』

楷書 行書 草書

59.[][サイ][まつ-る][まつ-り][画数:11画][部首:示]
大嘗だいじょうさい』新天皇陛下の主要な皇位継承儀式が、この秋に相次いで行われる。10月22日には195カ国の代表らも招き、陛下が内外に即位を宣言する「即位礼正殿の儀」。11月14日夕から翌日未明には、天皇が1代で1度だけ臨む大がかりな神事、大嘗祭(だいじょうさい)が古式ゆかしく行われる。【出典:nippon.com】

楷書 行書 草書

60.[][さら][画数:5画][部首:皿]
『毒を食らわばまで
』やけっぱちな言葉ですね。意味は、悪い事を一度したら、徹底的に悪に徹する。と言う意味ですが、人間は必ず立ち直れると思いますので、人生をやり直しても良いのではないかと思います。

楷書 行書 草書
覚 書

 現在小学生編として、2020年度施行の学習指導要領に対応した漢字を、楷書・行書・草書と三体の文字を毛筆で書いていますが、初めに部首と書いていますが、通常呼ばれている読み方ではないと思われたと思います。

 そこで、一般ではどんな読み方をされているのか一覧にしてみました。

 今回は、小学三年生の文字の56.~60.の部首を取り上げていますが、日本では部首の正式な名称は決まってないようです。辞書によって統一されていないのが現状です。

部首 部首名称 (読み方) 部首通称

  1. 【港】水部(すいぶ)・みず・さんずい・したみず
  2. 【号】口部(こうぶ)・くち・くちへん
  3. 【根】木部(もくぶ)・き・きへん
  4. 【祭】示部(しぶ)・しめす・しめすへん・ねへん
  5. 【皿】皿部(べいぶ)・さら

 ・・・・つづく。