文武両道のために・・・・『徒然草』を読んで見る。【192】

 今日の文字は『よる』です。書体は行書です。今日読んで見ようと思う、『徒然草 第百九十一段』を読んで見て、感じた文字です。

原文 現代文を見る

 

☆自家製、簡単「肉うどん」のレシピ公開
 
 素うどんでは、つまらないので、その上に肉を乗せるだけの肉うどんを作りました。

  1. 用意する物 二人分
    (1)だしの素、「やまや、焼あご入り、うまだし」【2袋。】
    (2)濃口醤油「キッコーマン特選丸大豆しょうゆ」【大さじ2杯】
    (3)冷凍うどん【加ト吉2玉】
    (4)牛肉【適量】すき焼きの残りの肉4枚程度
    (5)ネギ【1/2本】薬味
    (6)麺つゆ【大さじ4杯】2倍濃縮のものを使用。
    (7)砂糖【大さじ1杯】
  2. 作り方(汁)
    (1)どんぶりに山盛り一杯の水に、だしの素を入れて沸騰させて、だしの素を取り出す。
    (2)火を止めて、濃口醤油を入れる。
  3. 作り方(肉)
    (1)鍋に麺つゆ【大さじ4杯】と水を【大さじ4杯】入れて強火で熱します。
    (2)沸騰して砂糖が溶ければ、肉を入れます。
    (3)肉を入れたら火を消し、余熱で煮ます。
  4. 作り方
    (1)1.にうどんを入れて煮ます。沸騰すれば、別の器に、うどんを入れ、その上に肉を乗せ、沸騰した汁を入れます。
    (2)薬味を入れれば完成です。

【加ト吉】の冷凍うどんでなければ、別に茹でた方が良いでしょう。好みなので強いては言いませんが、いろいろ試して見て、【加ト吉】の冷凍うどんが一番手間なくおいしく食べられました。
 ☆肉うどんは、きつねうどんとまったく同じ作り方ですが、食べるとまったく違うものになります。
 
 さぁ、今日も一日元気で過ごしましょう。

 
徒然草 第百九十一段 〔原文〕

 「夜に入りて物のはえ無し」といふ人、いと口惜し。萬の物の綺羅・飾り・色ふしも、夜のみこそめでたけれ。晝は、事そぎ、およすげたる姿にてもありなむ。夜は、きらゝかに花やかなる裝束、いとよし。人のけしきも、夜の火影ぞ、よきはよく、物いひたる聲も、暗くて聞きたる、用意ある、心憎し。匂ひも、物の音も、たゞ夜ぞ、ひときはめでたき。

 さして異なる事なき夜、うち更けて參れる人の、清げなる樣したる、いとよし。若きどち、心とどめて見る人は、時をも分かぬものなれば、殊にうちとけぬべき折節ぞ、褻・晴れなく引きつくろはまほしき。よき男の、日くれてゆするし、女も、夜更くる程にすべりつゝ、鏡とりて顔などつくろひ出づるこそをかしけれ。

 

『現代文』

『「夜は物が映えない」と言う人は、たいへん残念である。あらゆる物のはなやかな美しさ・飾・美しく彩る様子も、夜こそ最適である。昼間は簡素であっても、地味であっても良い。夜は美しく華やかな衣装が大変良い。人の様子も夜の火の明かりに照らされ、美しい人はより美しく見え、話し声も、暗い所で聞く心遣いが奥ゆかしい。香りも、楽器の音も、夜の方がひときわ優れている。

 ごく普通の夜、夜更けに訪れる人が、清楚な身なりをしているのは大変好感を持てる。若い者同士が、じっと見つめるのは、時も感じないので、さらに打ち解けようとする時には、普通の時とか、あらたまった時とは関係なく、身なりを整えたい。

 上品な男が、日が暮れて湯水を用いて髪を洗うのも、女も夜が更ける頃そっと座を外し、鏡を見て化粧を直し座に戻る様子などは優美である。』

 

『夜』

 当時は、電灯と言うものが無く、松明たいまつとか油で明りをとっていたのでしょう。蝋燭は奈良時代に日本に入っていますが、和蝋燭が出来たのは室町時代と言いますから、鎌倉時代の末期でも、夜は相当暗かったと思います。

 兼好法師が、どんな場所でこの明りに映し出される光景を見ていたのか、定かではありませんが、現在の明かりに慣れている者には、真っ暗で何も見えないのかも知れません。

 こういう感性は、人それぞれですから良いとか悪いとか言えたものではありません。しかし、『よき男の、日くれてゆするし、女も、夜更くる程にすべりつゝ、鏡とりて顔などつくろひ出づるこそをかしけれ。』などと、夜になるとめかし込む人を優美という感性は、持ち合わせていません。

 ただ、常に身なりは整えたいと思います。自分の為でもありますが、それが相手に対する礼儀だと思っています。それは、夜とか昼とかに関係なくです。

 この文章でも、前半で、夜は、煌びやかで飾り立てている方が良いといってます。にも拘らず、中盤では清楚な身なりに好感をもっています。

 私のような読解力では、このあたりで混乱を来します。確かに、徒然なるままに、思う事を書きなぐったため、首尾一貫していないのかも知れません。文脈を考えると、頭を抱えてしまいます。