今日の文字は『真言』です。書体は草書です。今日読んで見ようと思う、『徒然草 第二百二十二段』を読んで見て、感じた文字です。
原文 現代文を見る 真言
☆『「肉食系以外の女性議員増加を!」 国会でハラスメント防止議論』
(FNN.jpプライムオンライン 2019/03/05 06:40)
「今国会にいる女性議員はほとんどが肉食系議員なのか?ハラスメントを乗り越えて女性が国会議員になるのは、それだけ大変なのが現状なのか?そんなことを考えさせられる議論が3月4日の参議院予算委員会で、安倍首相や片山さつき女性活躍担当大臣も含めて展開された。
—–中略—–
ただ単に女性候補者を増やせばいいというのではなく候補者の質も問われるのは言うまでもないが、世界的に遅れている現状においては、「数」という結果が求められている部分もある。統一地方選、参院選に向け、いかに女性候補者を発掘・擁立し、多様な意見が反映できる政治を目指すかは、今年の選挙戦の1つの焦点になっている。」
肉食系と言う言葉をよく聞かれますが、その言葉自体があまり理解出来ていないのが現実です。
私の世代では、まだ女性は女性らしく、男性は男性らしく、と言う中で育ちましたから、肉食系がどんな人なのかよく解りません。
例えば、草食系と言われている男子がいますが、これもどういう人を言っているのかいま一つピンときません。ただおとなしい人の事を言っているのか、それとも、女性に対して興味が薄い人を言っているのか・・・・。
肉食系女子にしても、単に男性に興味がある人の事を言うのか、それともただ精力的であるとか、それとも男性化している女子の事を言うのか・・・・。
また、この記事の中に、ハラスメントの問題が書かれてありましたが、これは、草食系、肉食系にかかわらず、人権侵害と言う犯罪ですから、ここで取り上げるのは少しポイントがずれているような気もします。
日本だけではなく、長い歴史の中で女性の地位が向上したとは思いますが、それでも、国の頂点に君臨した女性も、沢山いたと思います。果たしてこの女性たちは、肉食系であり男性化した女性だったのでしょうか。
先日、ロシアン・スナイパーと言う、第二次世界大戦の時に狙撃兵として活躍した実在の人物が主人公の映画をテレビで視聴しました。
私から見ると、当時の一般の女性とは違っていましたが、それでも男性とも違った面がありました。敵からは、「死の女」と恐れられていましたが、仲間からはどうだったのでしょう。私から見ると、魅力的な女性にうつりました。
時代と共に「男性らしさ」も「女性らしさ」も変化していくのかも知れません。ただ、異性から見て異質な魅力があってほしいと思います。でなければ、男性・女性がいる意味も無くなってしまうような気がします。
ただ、「多様な意見が反映できる政治」と、女性議員を同列に扱うのはどうなんでしょう。また女性議員の数を増やせば良いと言うのも、違うような気がしています。
それよりも、男性、女性を問わず、政治に関心が持てる教育が必要な気がしますが。
さぁ、今日も一日元気で過ごしましょう。