実用書写「市・区版」Part-4

 都道府県にある市=792、特別区=23、政令区=175 、合計=990を順を追って書いてます。

 今日は北海道の厚別区と手稲ていね区です。都道府県と同様、楷書と行書で書きました。

 一口メモ 

 「書道技法講座〈楷書〉九成宮醴泉銘」(余雪曼著)が、「結体三十六法」と「結構八十四法」を基に九成宮碑文の特殊な結構を参酌して四十四に書き表したものを紹介します。
 今回は、その6回目です。
 【ここで書いてある文字は、九成宮醴泉銘を私が臨書したものです。赤い線は。『書道技法講座〈楷書〉九成宮醴泉銘』を参考に入れています。】
  
(13) 譲左法
 
 これは「結構八十四法」にありましたが、少し趣が違います。単に旁を下に下げるのではなく、左にある部分を主体にする意味だと理解しています。ですから、「結構八十四法」のように例にあげている文字も違います。

(14) 譲右法
 これは、右に主体を譲ると言う意味で捉えます。巾ではなく、縦の長さを長く書きます。赤い線は、偏と比べて旁を高い位置から書く事で左が右に添うように書くようにする方法です。

 

 

 ☆この一口メモは、

 ニュース 

《独自》入管「仮放免」急増 コロナ対応…不明後、覚醒剤所持で逮捕者も 産経新聞  2020/07/04 23:31

 出入国在留管理庁(入管)が4月に行った収容外国人の仮放免が全国で563件に上り、昨年1年間の総件数の約3分の1に当たることが分かった。警視庁渋谷署が2日、覚醒剤を販売目的で所持したとして逮捕したイラン人の男が、4月に仮放免されていたことも判明した。入管は新型コロナウイルス対策として密集を避けるため仮放免の積極的な運用を進めていた。

 入管は不法滞在する外国人の身柄を拘束し、国内の施設に収容している。病気などやむを得ない場合には、定期的な出頭や行動範囲制限といった条件付きで仮放免が認められる。

 ——- 中略 —— 

 一方、渋谷署は覚醒剤取締法違反(営利目的所持)の疑いで、イラン国籍で住居職業不詳のムサイ・モルテザ容疑者(44)を逮捕した。同容疑者は今年、コカインを使用したなどとして麻薬取締法違反(使用)容疑で逮捕され入管に移送されたが、4月28日に仮放免された。その後所在不明となり、警視庁が行方を追っていた。

 —— 後略 —–

 如何に密を避けるためとは言え、仮放免って言うのはどうなんでしょう。しかも、「その後所在不明」と聞くと俄かには納得できるものではありません。

 確かに凶悪犯ではないかも知れませんが、薬物により凶悪な犯罪も生まれています。

 もう少し違った対処の仕方は無かったのでしょうか。

 

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