実用書写「都道府県版」Part-20 2020年6月28日 / zuishin / コメントする 都道府県のうち、県を書いています。今日は高知県と福岡県を楷書と行書で書きました。 一口メモ 漢字は、点画の組み合わせである事は、理解できます。しかし、単純に点画を組み合わせるだけでも、調和の取れた美しい文字になるとは限りません。 また、部分と言う漢字の部品を寄せ集めるだけでも、上手に書けないのが日本語の難しい所だと思います。 そこで、字形に拘って見る事にしました。日本習字普及協会発行の『はじめての書道 楷書』(関根薫園著)では、字形には部分の変化が必要であるとの記述があります。 次にその『はじめての書道 楷書』(関根薫園著)を元に自分の言葉で要旨をまとめてみました。 【同じ用筆が重なる字形として、右払いが二つある場合には、その一つを違った書き方にする事で、文字が一本調子にならない。これははねる場合も同様で、縦に二つ並んではねる場合、一方をとめにする事で、単調で面白みのない文字にはならずに済みます。 また、同じ形が重なる場合でも、少し大小をつけたり、変形させる事によって文字に躍動感が生まれます。 これは、私が書く時にいつも気をつけていることですが、バランスよく部品を組み合わせる事も必要です。 あとは、文字全体の形、三角形とか菱形とか扁平の形があると思います。 もう一つ大事な事があります。それは筆順です。意外とこの筆順で文字の形が変わります。例えば、「右」と「左」などは活字で見ると同じように見えますが、書き文字になるとまったく違う形になります。「必」などは、その典型かも知れません。正しい筆順を覚えたいものです。 そして、偏と旁との面積のバランスなどを、イメージできれば、美しい文字が書けるのではないでしょうか。】 ☆この一口メモは、2018年6月9日 にこのブログに載せたものを再掲載しました。 ニュース 下水からコロナ、山梨大が検出 第2波の覚知に期待 朝日新聞社 2020/06/27 09:00 下水から新型コロナウイルスを検出することに成功したと、山梨大と北海道大の研究チームが26日発表した。 下水からの検出が論文に報告されるのは国内初という。 下水のモニタリングは、広範囲をほぼリアルタイムで観測できる利点があり、手法が確立すれば感染の広がりや「第2波」の覚知などに役立つと期待される。〔一部抜粋〕 この下水の記事、どこかで見た事があると思い、探して見ました。このブログの2020年6月19日にも詳しくは載せていませんが、研究が進んでいる事を書きました。 下にその内容を引用します。 コロナウイルス、下水に第2波の手がかり 国内で初検出 朝日新聞デジタル 井潟克弘 2020年6月19日 12時43分 下水に含まれる新型コロナウイルスの検出に富山県立大と金沢大の共同研究グループが成功した。 ウイルスは富山、石川両県内で感染拡大前から検出されており、第2波の流行の兆候を早期に知る手掛かりになるという。〔一部抜粋〕 確かに「下水からの検出が論文に報告されるのは国内初という。」と言う事では、山梨大に分がありそうですが、ニュースになった時点で公にされているのですが、そこは特許と扱いが違うのですかね。 どちらにしても、「第2波」の兆候が分かるのであれば、利用しない手はないと思います。 楷書 行書 楷書 行書