実用書写「都道府県版」Part-5 2020年6月13日 / zuishin / コメントする 都道府県のうち、県を書いています。今日は山形県と福島県を楷書と行書で書きました。 縦画起筆のポイント 初めに点を打つのは同じですが、ほんの少しだけ紙面に筆が付いたら、直ぐに穂先と腹の部分を同時に右上に動かします。 ここがポイントですが、穂先を中心にして回転するのではなく、穂先と腹を同時に右上にずらす感覚です。これも僅かです。動いているのも確認するのが難しいほど少しです。 そして、筆の位置はそのままで、筆の左面を紙面に付けて穂先が縦の線の左側、右側が筆の腹の部分が通るように縦に引きます。 ☆縦画起筆のポイントは、2018年5月27日 に掲載したものを再度載せました。これは、毛筆を使う時に大切な要素になると思いますので、是非会得してみて下さい。 楷書と行書、そして草書の見た目は随分違いますが、起筆・送筆・終筆に関しては、気持ちの上では一緒にしています。ただ、筆順については、楷書と行書、あるいは草書では、全く違う場合もありますので、注意が必要です。 雑感 「新型コロナ患者を隔離せず診療へ ウイルス拡散防止装置を開発 神戸大と空調メーカー」 神戸大学病院(神戸市中央区)は11日、新型コロナウイルスの院内感染対策として、特殊空調機器メーカーのソダ工業(大阪府東大阪市)と共同で、ウイルスの拡散を防止する装置を開発したと発表した。 呼気から空中に浮遊し、感染源となるエーロゾル(微粒子)の吸引に効果を発揮するという。【神戸新聞社2020/06/11 21:38】 今回の新型コロナウイルスの出現が、色々な発明が行われていますが、ニュースで聞いても、ビジネスチャンスとしか思えない発明もありました。 しかし、この「ウイルス拡散防止装置」は、医療崩壊を食い止めるためにも、早く実用化ができれば良いですね。 ちょっと視点を変えれば、人が密になると良くないとは思いますが、ある程度の閉鎖的な空間では、威力を発揮しそうです。 楷書 行書 楷書 行書