実用書写「市・区版」Part-419

 都道府県にある市=792、特別区=23、政令区=175 、合計=990を順を追って書いてます。

 今日は高知県の須崎市と宿毛市です。都道府県と同様、楷書と行書で書きました。

 ニュース 

2回接種後感染の女性「過信せず予防徹底を」
産経新聞 2021/08/28 12:22

新型コロナウイルスのワクチンを2回接種した後に感染が判明する「ブレークスルー感染」を経験した、滋賀県在住の医療従事者の30代女性が産経新聞の取材に応じ、感染判明後の心境を語った。基礎疾患がある60代後半の母親も2回接種を終えた直後に感染が判明し、重症化。一時は危篤状態に陥った。全国で感染が急拡大する一方、ワクチン接種が進んで感染予防への意識が緩みがちな中、女性は「ワクチンは有効だが過信せず、改めて感染対策を徹底して」と訴える。

「お母さんが陽性になりました」。7月下旬、京都府内の病院から連絡を受けた女性は耳を疑った。その数日前、1人暮らしの母親が2回目のワクチン接種を受けた日に副反応に備えて府内の実家に泊まっていたからだ。思い返せば、持病がある母親は接種前後から息苦しさを訴えていた。

心配になった女性は市販の抗原検査キットで簡易検査を実施。唾液を採取してキットに垂らすと数分後、陽性を示す線が出た。

「うそ、かかってしまった」-。すぐに滋賀県内の職場の病院に連絡し、PCR検査を受けると改めて陽性と判明。症状は鼻づまりだけで「ほぼ無症状」と診断され、宿泊施設で療養することになった。

女性は医療従事者として4月中に2回、ワクチンを接種済み。後に受けた検査でも十分な抗体を有しているとされた。自宅外では絶えずマスクを着用し、手指もこまめに消毒していた。

「母は死んでしまうのか」「職場に迷惑をかけてしまった。自分が周りに感染を広げていたらどうしよう」-。療養中はいろんな思いが頭の中を巡り、あまり眠れなかったという。女性は今月初旬、症状が軽快し退所。その後の検査でも陰性が確認された。

一方、母親は入院当初、中等症患者として酸素マスクをつけた状態だったが、日に日に悪化。CT画像では肺が真っ白で、肺炎を起こしていた。

母親はもともと、持病の影響で肺の一部を切除していたため、酸素マスクだけでは呼吸が困難な状態になり、人工呼吸器を装着した。翌日には重症患者を受け入れている府内の別の病院に転院。ICU(集中治療室)で治療を受けるなど命の危機に瀕(ひん)したが、約1週間後に症状が改善し、現在はICUを出て重症者用病床で治療が続く。

京都府内のコロナ患者用病床(565床)の使用率は26日時点で75・8%。うち重症病床(145床)に入院する人は同日時点で100人で、使用率は69%に達する。滋賀県でもコロナ患者用病床(380床)の使用率は27日時点で87・4%まで逼迫(ひっぱく)しており、感染拡大が続く両府県には緊急事態宣言が出ている。

女性は「接種していなかったら、私も母ももっと悪化していたかもしれない。誰もが感染しうる状況は変わっていない」と振り返り、ワクチンを接種すべきだと強調。「コロナ禍が長期化して、世間はいろんな我慢ができなくなっていると思うが、『私は大丈夫だろう』と根拠なしに考えないでほしい」と訴えた。

(佐藤祐介)

 まず、このお母さん、早く治る事を願います。

 「ワクチンは有効だが過信せず、改めて感染対策を徹底して」と書かれていますが、ここでも何度も書きましたが、ワクチン接種はかからない分けでは無く、もしかかる事があっても軽度ですむと言うのが一説です。

 しかし、このお母さんの状態は、どうも2回目の接種直後か、その前に感染していた可能性があるようです。

 もちろん、2回目の接種後1~2週間程度で抗体が出来ると聞きます。しかし、それでも100%防げるとは言っていません。

 ですから、慎重に予防対策を続けなければならないのだと思っています。

 この記事の最後に「『私は大丈夫だろう』と根拠なしに考えないでほしい」と書かれていますが、本当にそのとおり、もし自分がかかれば、周りの人にも大きな迷惑をかけてしまう事を肝に銘じましょう。

 

楷書   行書
楷書   行書

 常用漢字2136文字の中から、部首の多い順で文字を書いています。
 部首と言っても、「偏(へん)、旁(つくり)、冠(かんむり)、脚(あし)、構(かまえ)、垂(たれ)、繞(にょう)」の七種に分けられていますが、ここでは、書き残した部首の「人部」「じんぶ」を書きました。
 やはり、ここでも、楷書・行書・草書を書いています。

楷書 行書 草書
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