厚労省の専門家会合 「死亡者の増加傾向見え始め」
テレ朝news 2021/08/19 06:16

　新型コロナの重症者が急増するなか、厚生労働省の専門家会合は「死亡者の増加傾向も見え始めている」とし、災害レベルの認識で対応が必要だと指摘しました。

　脇田隆字座長：「今後さらに死亡者が増加することも懸念している状況です」

　脇田座長は直近の感染状況について、特に東京などでは検査の陽性率が20％以上となっていることから、検査による感染者数の把握が不十分で、「実際にはもっと感染者が多いのではないか」と分析しました。

　子どもの感染が増えていることについては現在は家庭内感染が中心としましたが、学習塾などで感染したケースもあることから子ども同士で感染しやすくなっているのか見極める必要があるとしています。

　ANNのまとめでは18日、全国で確認された新たな感染者の数が2万3916人と過去最多になりました。

　また、厚生労働省によりますと、18日現在の全国の重症者数は1716人で6日連続で過去最多を更新しています。

　このニュースで気になるのは、「死亡者の増加傾向も見え始めている」と言う部分です。

　最近のテレビ放送では、感染者は増えているが、死亡する人は激減していると言っていたと思います。その根拠はワクチン接種にあるとも。

　しかし、この「死亡者の増加傾向も見え始めている」と言うのが、割合的に感染者数が増えている関係で死亡者もその関係から増えているのであれば、納得できるのですが、その辺りをもう少し明らかにしてほしいですね。

　この厚労省の専門家会合と、政府の分科会とは違うものと推察しますが、政府の分科会に対して次のような記事も有りました。

　（人命最優先のコロナ分科会が｢ワクチン接種後の死｣をろくに原因究明しないお粗末）［プレジデントオンライン 和田 秀樹 2021/08/18 12:15］

　私もこの記事のように｢ワクチン接種後の死｣に対しては気になっています。この記事の文中のタイトルで「尾身茂会長は適任と言えるのだろうか」と言うのは、私は色々な面で尾身会長に対しては、ちょっと適任とは言えないと思っていました。