菅首相「とにかく接種続けてコロナ収束、経済を回す」…面会の竹中平蔵氏に語る
読売新聞 2021/06/27 20:44

　菅首相は２７日、首相公邸でみずほリサーチ＆テクノロジーズの服部直樹上席主任エコノミストらと面会した。服部氏は、１日１００万回の新型コロナウイルスワクチン接種を進めることで２０２１年度の国内総生産（ＧＤＰ）を１％程度押し上げる経済効果があるとの試算を示しており、詳しく説明を受けた。

　首相はこれに先立ち、竹中平蔵慶大名誉教授と面会し、経済動向について意見交換した。竹中氏によると、首相は「とにかくワクチン接種をしっかり続け、コロナを収束させ、経済をうまく回していきたい」と述べたという。

　何が正しくて、何が間違っているのか、色々コメンテーターやSNSでは甲論乙駁こうろんおつばくし、様々な私見が述べられていますが、結論は誰にも分かりません。

　であれば、ワクチン接種を一つの指標として掲げるのも、一つの方法だと思います。そして、これには、根拠もあると思っています。

　しかし、２週間ごとに変異すると言う、今回の新型コロナウイルスに対処できるかどうかは、誰にも予見できないのでは無いでしょうか。

　ですから、国のかじ取りを任せられている、首相としては、スローガンのように、ワクチン接種を急ぐ方向性を示しているのだと思います。

　今回の新型コロナウイルス騒ぎで、良くも悪くも日本の、いや日本人の実体が浮かび上がったような気がしています。やはり、時代が刻一刻と変わっているのですね。さて、これが良いのか悪いのか・・・・。