実用書写「市・区版」Part-354

 都道府県にある市=792、特別区=23、政令区=175 、合計=990を順を追って書いてます。

 今日は兵庫県の川西市と小野市です。都道府県と同様、楷書と行書で書きました。

 ニュース 

2万年前に東アジアで流行=コロナウイルス、遺伝子に痕跡―豪米研究チーム
時事通信社 2021/06/25 07:48

 日本や中国など東アジアに住む人々の祖先は、2万5000~2万年前にコロナウイルスの流行を経験しており、42種類の遺伝子に痕跡が残るとみられると、オーストラリアのクイーンズランド工科大や米アリゾナ大などの研究チームが発表した。世界の人々の全遺伝情報(ゲノム)を解析し、遺伝子の個人差などを公開している「国際1000人ゲノムプロジェクト」のデータを調べた成果で、論文は24日付の米科学誌カレント・バイオロジー電子版に掲載された。

 42遺伝子には、ウイルスが人の細胞に感染して増殖しやすくなるよう変えられてしまった遺伝子と、反対に人間側が免疫などを強化して対抗するために変えた遺伝子がある。このうち4種類は新型コロナ治療薬や新薬候補の標的になっており、他の遺伝子も新薬開発に役立つ可能性があるという。

 一方、日中とモンゴル、朝鮮半島、台湾の人々の遺伝子にこうした痕跡が残ることが、欧米に比べて新型コロナ流行が抑制される要因であるかについて、研究チームは生活習慣や保健医療などの影響の方がはるかに大きいとして、否定的な見方を示した。

 ただ、研究チームによると、新型コロナウイルスのほか、2002~03年に中国から世界に流行が広がった重症急性呼吸器症候群(SARS)のコロナウイルスの仲間は約2万3000年前に出現したと推定され、東アジアでの流行時期とほぼ一致する。ウイルスは単独では増殖したり進化したりできないため、流行して増殖と変異を繰り返すことで出現した可能性が考えられる。

 これが、ファクターXなのかどうかは判りませんが、東京ではまた感染が拡大し、しかもワクチンの量に陰りが見え、少し不安材料が増えているような気もします。

 ただ、「生活習慣や保健医療などの影響の方がはるかに大きい」と言う事なので、ファクターXではないのではとも思います。

 約2万3000年前と言うと、現在のように科学が発達していた分けでもないので、分析や統計あるいは臨床実験なども行われずにいたのでしょう。

 科学が発展してきたのは、この約2万3000年の期間からすると、ほんの一瞬、瞬きにも匹敵する瞬間なので、歴史を参考にする事も出来ないとは思います。

 しかし、現在デルタプラスと言うデルタ株から変異したウイルスも発見され、猛威を奮う状況にありますが、感染予防は個人で出来ると思いますので、何とか収束するまで、政府や自治体のせいにするだけでなく、自分で自分の身は護るようにしたいものです。

 まだ、この新型コロナウイルスに関して、それほど危機感を持っていない人が多く、現在の東京の状況がこれを表しているのではないかと思います。

 格差社会と言いますが、この新型コロナウイルスに関しても、かなり認識に差があり、お陰で収束に向かうのを妨げている気もします。

 「ただしく恐れる」この事を実践しましょう。私は一応武道家の端くれですから、恐れを知らない人で強い人はいないと思っています。恐怖で身動きが取れないのは、「ただしく恐れる」事とは違います。「ただしく恐れる」事をして、これに対処するのが強い人の証かも知れません。

 

楷書   行書
楷書   行書

 常用漢字2136文字の中から、部首の多い順で文字を書いています。
 部首と言っても、「偏(へん)、旁(つくり)、冠(かんむり)、脚(あし)、構(かまえ)、垂(たれ)、繞(にょう)」の七種に分けられていますが、ここでは、部首の旁(つくり)の「攴部」「ぼくぶ」を取り上げています。
 やはり、ここでも、楷書・行書・草書を書いています。

楷書 行書 草書
楷書 行書 草書
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