実用書写「市・区版」Part-458

 都道府県にある市=792、特別区=23、政令区=175 、合計=990を順を追って書いてます。

 今日は熊本県の人吉市と荒尾市です。都道府県と同様、楷書と行書で書きました。

 ニュース 

岸田新総理の看板政策“新しい資本主義”って何?
テレ朝news 2021/10/05 21:53

 岸田新総理大臣が格差解消に向けて“成長と分配”をテーマとする「新しい資本主義」を打ち出しました。そうしたなか、世界では今、資本主義そのものを考え直す動きが広まっています。

 新内閣発足から一夜明け、新たな政権が幕を開けました。

 この岸田新総理が経済政策の目玉として挙げたのが新しい資本主義。

 一体どういうものかというと、富めるものから貧しいものに富を分配し、幅広い層の所得を引き上げて消費を活性化。これを循環させることで国の成長を目指すというものです。

 高所得者にとって有利とされている株などでもうけたお金への課税見直しを検討するとしています。

 また、家庭の教育費や住居費の支援や介護士や保育士らの所得引上げなどを掲げていて、中間層への分配を手厚くします。

 山際経済再生担当大臣:「総理直属の新しい資本主義実現会議を作るということになっているので、この会議体を一日も早く立ち上げて、そのなかでしっかり中身についての議論が進められるものと承知しております」
v  萩生田経済産業大臣:「成長と分配のどういうバランスを取ってくっていうのが岸田内閣の大きなテーマだと思いますので、これから総理としっかりひざを交えて政策の優先順位を決めていきたい」
v  今後、具体的な政策に注目が集まります。

 そんな岸田政権に対して野党は、甘利幹事長に対する「政治とカネ」の問題について徹底追及の構えを見せています。

 立憲民主党・大西衆院議員:「国民への納得いく説明が不足していたんじゃないかということについて、この新政権の発足当初からその説明が政権の中核になる人が説明できないという状況で、本当に新しい政権が国民の信頼を得て様々な問題に取り組んでいけるのか」

 『富めるものから貧しいものに富を分配』と聞くと、ミレーの絵画『落穂拾い』が想起されます。ですから決して新しい考えと言えないと思います。

 この新しい資本主義に関しては、私事ですが在職していた頃ですから既に20年程経っています。このまま資本主義が続けばいつか岐路に立たされると言っていた事があります。

 ただ凡人である私ごときにその解決策がある分けでは無いのですが、後期高齢者を間近に控えて思うのは、人間が作り出した『お金』が主役になってしまっているのかも知れない。そんな思いが強まりました。

 時代によって人は見る方向が違うと思うようになっています。流れと言うのか、行き過ぎたらまた調整する力があるのかも知れません。ただこれも私の視点の問題かも知れません。

 人間同士があまり格差があるのも、どこかで調整されるのだと思うのですが、人間の寿命とはまったく関係なさそうです。

 しかし、国内だけを見ても確かに格差社会は広がっているようですが、私の母が存命中によく『上見たらキリが無い、下見てもキリが無い』と言っていました。確かに自分の居る位置でしか物事を見れないのは残念ですが、今の自分の環境に満足してから少しでも上を目指すのが人間かも知れません。

 余り高望みはしない方が、精神衛生上良いかも知れません。これは決して諦めではなく、そこからの出発でないと進歩は望めないと思っています。

 孫子の兵法でも『「敵を知り、己を知れば、百戦してあやうからず」』( )と言うではありませんか。

 

楷書   行書
楷書   行書

 常用漢字2136文字の中から、部首の多い順で文字を書いています。
 部首と言っても、「偏(へん)、旁(つくり)、冠(かんむり)、脚(あし)、構(かまえ)、垂(たれ)、繞(にょう)」の七種に分けられていますが、ここでは、書き残した部首の「口部」「こうぶ」を書きました。
 やはり、ここでも、楷書・行書・草書を書いています。

楷書 行書 草書
楷書 行書 草書
楷書 行書 草書