「ひるおび」野党が大紛糾 維新・松井氏が立民＆共産に「談合」爆弾 制止不能の大げんか
デイリースポーツ 2021/10/05 15:42

　５日のＴＢＳ「ひるおび！」に野党４幹部が出演した。立憲民主・福山哲郎幹事長、共産党・小池晃書記局長、日本維新・松井一郎代表、国民民主・玉木雄一郎代表が出演した。

　岸田文雄政権が誕生し、衆院を１４日に解散しての総選挙前倒しを、各党が批判する中、大阪からリモート出演した松井氏は「これまで我々以外の野党の皆さんは国会開会したら冒頭不信任出すと言ってたんだから、別に批判することじゃない」と指摘。ニヤリとして「立憲民主も共産も自民党倒したくて仕方ないんだから、批判するのはおかしい」と言い放ち、小池氏らは憮然とした表情に。

　さらに野党の候補者１本化がテーマになると、松井氏は「共産党さんは日米同盟破棄ですよ。自衛隊は違憲。立憲民主党はよく覚悟したな」と批判した。

　これに福山氏が、「閣外からの限定的な政策の実現に対しての協力という形。政権の中に入っていただくわけでない」と反論し、小池氏は「独自政策は持っているが、共闘の中に政権の中に持ち込むことはしない」とし、「何も文句言われる筋合いはない」と返した。

　その後は、互いの発言にピクつきながら、リモート画面を通しての直接バトルとなり、「共産党は日米安保基軸でいいんですか？」「当面課題については力合わせてやっていく」「選挙目当ての談合」「違います」と応酬が始まり、紛糾。

　司会の恵俊彰が「ここで！」「ちょっと、すみません…」と制止するも、ヒートアップが止まらない状況となった。

　私も不思議に感じているのは、立憲民主党と共産党が選挙の為に共闘すると言うのは、理解しにくい事です。

　立憲民主党だけではなく他にも社会民主党、れいわ新選組などが共闘に名乗りを挙げていますが、松井氏の言う様に共産党の日米安保条約を破棄する考えは変わったのでしょうか。

　これは、重大な共産党の考えで、野党連合政権の政策に加えないから良いと言う考えは成り立つのでしょうか。

　比例代表制が存在する限り、選挙に名乗りを挙げている人だけでなく、政党も国民の評価の対象になると思うのですが、それはごまかしとしか思えないのです。ただ、それに乗る国民も国民だとは思いますが。

　それぞれの主義主張が違うと言う事は、すでに政党ではないとは思うのですが、自由民主党も同じ事が言えます。これは本当に国民から見ると解りにくい構造ですね。

　もう、選挙の為だけに手を繋ぐのは止めて欲しいと思っています。選挙が終われば、掲げている国民との約束、いわゆる選挙公約ですが、これでは、公約は選挙の為だけの国民を欺くためのものとしか映りません。

　すぐに選挙が始まりますが、どうなるのでしょう。