厚労省 コロナ治療薬を特例承認 軽症者用「ソトロビマブ」
FNNプライムオンライン 2021/09/28 00:37

イギリスの製薬会社が承認申請していた新型コロナウイルスの治療薬が、新たに特例承認された。

承認されたのは、イギリスの製薬大手「グラクソ・スミスクライン」が承認申請していた新型コロナ治療薬の「ソトロビマブ」。

「ソトロビマブ」は、ウイルスの働きを抑える中和抗体を点滴で投与するもので、対象は重症化リスクの高い軽症や中等症の患者。

海外で行った臨床試験では、入院や死亡のリスクを79%減らす効果が確認されたという。

「ソトロビマブ」は入院患者を対象にしているが、厚労省は今後、安全性が確認されれば、外来や往診でも使えるようにする方針。

国内で承認された新型コロナ治療薬としては5例目で、軽症者向けの治療薬としては2例目となる。

　まだこれと言った特効薬は出来ていないのでしょうか。この「ソトロビマブ」と言う承認された新型コロナ治療薬も７９％の効果と言いますから、残りの２１％の人には残念ながら効き目がないと言う事でしょう。

　それでも、重症化リスクや死亡を減らせるのであれば、一つの選択肢が増えたのは良い事だと思います。

　これまで承認されている物を列挙しているニュースがありましたので、リンクを貼っておきます。（コロナ治療へ「武器」続々　抗体薬承認、軽症から重症まで）［時事ドットコム 2021年07月23日07時14分］

　また、他にも関連してこんなニュースもありました。（コロナ治療、飲み薬に期待＝抗体薬承認、重症化予防に）［時事通信 2021/09/28 12:44］、このニュースのように飲み薬になると、本当に風邪のようになるかもしれません。