学校で習う漢字三体字典【小学二年生編】Part-34

 小学校二年生で習う、160字の内の5つの漢字を書いています。漢字は2020年度施行の学習指導要領に対応しています。

 表示は左端が対象漢字、続いてカタカナは音読み、平仮名は訓読み、画数、部首の順です。そして、ことわざ・故事・文章などから一つを選んでその漢字の使われ方を示す事にしました。

86.[][シン][おや][した-しい][した-しむ][16画][けんぶ]
の意見と茄子の花は千に一つも無駄はない』

楷書 行書 草書

87.[][ズ][ト][はか-る][7画][いぶ]
『国立書館』

楷書 行書 草書

88.[][スウ][ス][かず][かぞ-える][13画][ぼくぶ]
『下手な鉄砲も撃ちゃ当たる』

楷書 行書 草書

89.[西][セイ][サイ][にし][6画][あぶ]
『東奔西

楷書 行書 草書

90.[][セイ][ショウ][こえ][こわ][7画][しぶ]
『名果実

楷書 行書 草書
教わる事-14
  1. 教わる覚悟(心) 
  2. 意思の疎通(教える側の伝達力・教わる側の習熟度と理解力) 
  3. 必要な身体能力(柔軟性・筋力・持久力) 
  4. タイミング(間)
  5.  間合い(距離)
  6.  気づき工夫(考える)
  7. 修練(繰り返し・身に付ける) 
  8. 守破離と言う事

 習い事ですから、当然教われば身に付くというものではありません。繰り返し繰り返し練習して、身に付ける事が教わるという事だと思っています。  
 特に空手道であっても、書道であっても、「道」ですから、終わりがありません。生きている限り歩むのが「道」だと思います。

 この繰り返し繰り返しが難しいと思っています。同じ事を長年出来る人もいます。私は飽き性なのか、同じ事を繰り返し出来ません。すぐに飽きてしまいます。

 それでも、随分長い間空手道から離れずにやってきました。身に付いたかどうかは別にして、60年以上も空手の世界に身を置いています。 私のように飽き性で、同じ事を繰り返す事が出来ない人向けに、繰り返し続ける方法をここに披歴したいと思います。

 「好きこそものの上手なれ」と言いますが、一時的には熱病のように没頭する事がありますが、これは醒めてしまう場合もありますし、身体を壊してしまう事もあります。特に年齢がかさむと、注意が必要でしょう。

 私の流派の創始である船越義珍翁の言葉に「例へば湯のやうなもので、始終相當の熱度をあたへないと、直ぐに冷えて元の水になつてしまふ。」と云うものがありますが、これは、前にも紹介しました。

 この「始終相當の熱度をあたへないと」と言うのが、結構難しいと思います。

 私の場合には、興味が湧くような事を、とっかえひっかえやる事にしています。

 例えば、道具を新しくするとか、着る物を新しくするとか、外でやる時には、履物を新しくするとか、ちょっと試して見たいな、と思うような事をしていました。

 ですから、現在は公園が主な練習場所ですが、近くの公園でも6か所を気分によって変えます。景色も違いますし、四季折々の木々や花も違います。

 二年程前には大阪城まで行って練習していました。これも、一応主な練習場所は決めていますが、その時の気分によって場所を転転としました。

 しかし、自分の中で一番効果的な方法は、カリキュラムを変える事です。大体3ヵ月に1回程度は、ガラッとカリキュラムを変えます。もちろん気に入ると6ヵ月程続く場合もありますが、1ヵ月も続かない場合もあります。

 その度に、現在の運動能力を考え、カリキュラムを組みなおします。すると、そのカリキュラムを実践してみたくなります。

 そして、そのカリキュラムに現在出来ない事を一つ入れておきます。例えば懸垂の回数が5回しか出来ない場合、10回を目標にします。

 自分で計画した事なので、達成したくなります。

 では、現在のカリキュラムを公表してみましょう。
 

  1. ウォーキング7分。
  2. 鉄棒の支柱に外小手を当てます。両小手各100回。
  3. 鉄棒の支柱に人差指側の背刀と言われる部分を当てます。両小手各100回。
  4. 鉄棒の支柱に内小手で下段払い、外小手で外受けをします。両手各100回。
  5. 鉄棒の支柱に掌底を当て、次に脛骨を当てます。両手両足各100回。
  6. 鉄棒の支柱に手の甲を当てます。両手各100回。
  7. 鉄棒の支柱に裏拳部分を当てます。両手各100回。
  8. 鉄棒の支柱に正拳を縦拳にして当てます。両手各200回。
  9. 鉄棒に手刀を当てます。両手各100回。
  10. 目の高さの鉄棒を持って、軽く膝を曲げて飛び乗ります。5回。
  11. 鉄棒にぶら下がり、蹴上がりの練習をします。5回。
    現在まだ蹴上がりが出来ません。
  12. 胸の高さの鉄棒に片足をかけ、足首を動かします。各50回。
  13. ウォーキング7分~15分。

 このカリキュラムは、約40分~50分です。始めてからまだ1ヵ月程です。雨の日は二日ありましたが、その時は、マンションの階段と廊下を静かに歩く事にしています。

 ここに書いたものは、いわゆる鍛練と言う空手に必要な部位の強化ですが、常に足運びを同時にしていますから、足腰の運動にはなります。

 後は、部屋の中で、少し体を動かしています。これは、又の機会に書く事にします。

 なかなか、仕事を持っている人は、時間を取れないと思いますが、私は仕事をしている時は、朝4時から6時までを稽古の時間にしていました。

 最近は時間があっても、体力的な事も考慮しながら、上記のような事をしています。参考になればと思い書いて見ました。

 ・・・・つづく。