実用書写「都道府県版」Part-18 2020年6月26日 / zuishin / コメントする 都道府県のうち、県を書いています。今日は山口県と徳島県を楷書と行書で書きました。 蘊蓄【部首】 象形しょうけい・指事しじ・会意かいい・形声けいせいと言うと、漢字の成り立ちの種類です。象形文字は聞き覚えがあると思います。 この中で、実に80%とも90%とも言われているのが、形声けいせい文字と言われています。この形声文字は、「形符」と「声符」からなっていますが、日本の辞典の多くは、これを「意符」と「音符」と言っています。 部首を調べる時にこの「意符」と「音符」が役立ちます。例えば、「清」と言う文字で見ますと、音読み(音符)で「せい」、この時に、「青」は、「せい」と読めますので、よめない部分が、部首になります。したがって、「清」の場合の部首は、意符の「さんずい」になります。 もう一つ例をあげます。「朝」は、音読みでは「ちょう」、どの部分も「ちょう」とは読めません。したがって、意符である「月」「つき・つきへん」が部首になります。 また、「問」については、音読みで「もん」と読みます。音読みで「門」がありますが、意符は「口」になりますので、部首は「口」です。 したがって、漢字を音読みで読んで、音読みで読めない部分が、意符にあれば、それが部首になると言うことです。 おまけに、もう一つ「都」を音読みで読むと、「と・つ」ですが、「と・つ」と読める部分がありませんので、「おおざと」が部首になります。「おおざと」に意味があるか迷いますが、場所を意味する「邑」からできた文字だということです。 紛らわしいですが、「者」は、「しゃ」と音読みできますが、「者」は、会意文字なので、この部首探しでは部首を決める事はできません。漢字の10%から20%の文字がありますので、部首探しを極めるのも容易ではありません。 ☆この蘊蓄【部首】は、2018年6月5日 にこのブログに載せたものを再掲載しました。 ニュース 浅野忠信、コロナを恐れすぎて主演映画の企画ストップ NEWSポストセブン 2020/06/25 07:05 —- 現在、芸能界では段階的に映画、ドラマの撮影が再開されている。 しかし、とある映画に出演が決まっていた浅野は、感染の不安から撮影を断念したという。映画関係者が話す。—-〔一部抜粋〕 このような個人を中傷するかのような報道は、感心しません。 人によっては、過剰と思えるぐらいに新型コロナウイルスに反応する人もいるかも知れません。また、逆に何の根拠も無く自分は大丈夫と思う人もいると思えます。 しかし、まだ実態が明らかでない事に対して、蛮勇を示しても決して勇気のある行動とは思えません。 この映画の撮影中に、誰か一人でも感染者が混じる事は、全くないのでしょうか。 撮影を実行するのであれば、それなりの予防策を十分とった上で、開始してほしいと思います。 そして、如何にも浅野忠信さんの行動が異常と思える、そんな書き方は、どうなんでしょうか。 特に東京はまだ収束したとは思えない感染者が出ています。注意の上にも注意する必要があると思うのですが。 今回の感染症で注意するべきは、自分だけが被害を被るのではなく、知らない内に人にうつしてしまうかもしれないのです。 自粛が解除されたと言っても、十分に対策をして、と政府も自治体も言っているではありませんか。 楷書 行書 楷書 行書