今日の一文字は『呪』です。今日読んで見ようと思う、『徒然草 第四十七段』を読んで見て、感じた文字です。
原文
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お呪い
昨日の北海道の地震の強さが、6強から7に変更されたのを知らず、朝テレビを付けて北海道震度7と書いてあったので、また追い打ちをかけて余震があったと思ってしまいました。
30分ほど経ってから、ようやく昨日の震度が変更された事に気付きました。それでも、大変な被害状況です。
北海道は仕事で、函館には行った事がありますが、他の地域はまったく分かりません。ただテレビなどでは見ますので、牧歌的なイメージとは違い、大都会だと思います。まだ電気が通っていない所もあるようですが、最近はオール電化の所もあるので、生活が大変だと思います。
今日のニュースで、トイレは流さないようにと言っていました。特にマンションなどは、排水管に亀裂が入っているかも知れないと言う事です。なるほどと思いましたが、トイレ流せないのは辛いですね。早く復旧して欲しいと思います。
昨夜から雨が続いて降っていますが、今日も一日元気で過ごしましょう。
徒然草 第四十七段 〔原文〕
ある人清水へ参りけるに、老いたる尼の行きつれたりけるが、道すがら、「嚔嚔」といひもて行きければ、「尼御前何事をかくは宣ふぞ」と問ひけれども、答へもせず、猶言ひ止まざりけるを、度々問はれて、うち腹だちて、「やゝ、鼻ひたる時、かく呪はねば死ぬるなりと申せば、養ひ君の、比叡の山に兒にておはしますが、たゞ今もや鼻ひ給はむと思へば、かく申すぞかし」といひけり。
有り難き志なりけんかし。