学校で習う漢字三体字典【小学二年生編】Part-30

 小学校二年生で習う、160字の内の5つの漢字を書いています。漢字は2020年度施行の学習指導要領に対応しています。

 表示は左端が対象漢字、続いてカタカナは音読み、平仮名は訓読み、画数、部首の順です。そして、ことわざ・故事・文章などから一つを選んでその漢字の使われ方を示す事にしました。

66.[][シ][あね][8画][じょぶ]
女房は身代の薬』

楷書 行書 草書

67.[][シ][おも-う][9画][しんぶ]
い立ったが吉日』

楷書 行書 草書

68.[][シ][かみ][10画][べきぶ]
『薄を剥ぐよう』

楷書 行書 草書

69.[][ジ][てら][6画][すんぶ]
『牛に引かれて善光参り

楷書 行書 草書

70.[][ジ][シ][みずか-ら][6画][じぶ]
『天はら助くる者を助く

楷書 行書 草書
教わる事-10
  1. 教わる覚悟(心)
  2.  意思の疎通(教える側の伝達力・教わる側の習熟度と理解力)
  3.  必要な身体能力(柔軟性・筋力・持久力
  4.  タイミング(間)
  5.  間合い(距離)
  6.  気づき工夫(考える)
  7. 修練(繰り返し・身に付ける)
  8.  守破離と言う事

 必要な身体能力の中で、持久力は、型や基本をやると自然と身に付きます。あえてここで書く必要もありませんが、年齢に合わせた方法で稽古すると良いと思います。

 私の場合は70歳を超えていますので、若い頃のように心拍数を上げて、息が上がるような練習はしていません。それでもある程度の持久力は維持したいので、次のような稽古の仕方をしています。

 空手には稽古の種類に「型を打つ」という方法があります。 この「型を打つ」場合にも、やり方によって習得できる事が変わってきます。

  1. 全力で行う場合、呼吸循環機能の強化【学生・アスリート向き】
  2. ゆっくり行う場合、足腰の強化及び呼吸と動作を合わせる【型の順序を覚える・動作の確認・技の習得】
  3. 脈拍が上がらない程度で、素早く動作し、力は入れない【滞りなくスムーズに動作が出来るようにする・技の習得】

 私は、3.のやり方で、15程度の型をします。内容は 平安初段~五段、鉄騎初段~三段、バッサイ大、観空大、十手、慈恩、半月、燕飛、岩鶴を通してやります。

 それが終わったら、一つの型を選んで、3.のやり方で、部分的に全力で行う部分を作ります。一つの型で、1か所か2か所です。

 次に、 バッサイ小、観空小、雲手、壮鎮、二十四歩の中から一つ選んで、3.のやり方で呼吸を整えます。時には、2.の方法で呼吸を整えながら腰を落して、太極拳のようなやり方をする時もあります。

 気分次第ですが、全力で一つの型をやる場合もあります。

 一回の稽古で、1時間から2時間の間で、一度だけ息が上がるようにしています。脈拍を上げるために、一つの型を全力で行い、息が上がる程度、スピードと力を入れます。これは、70歳を超えてから息が上がる事を考えて稽古するようにしました。

 基本的には、できるだけ少ない負荷で、20分から40分程度続け、週に3回以上実施すると持久力は出来ます。しかし、持久力にも、通常の社会生活を営むのに支障のない程度のものと、空手道や他のスポーツなど種目によって必要な持久力がありますから、その種目に合わせるようにします。

 ・・・・つづく。