文武両道のために・・・・『徒然草』を読んで見る。【214】

 今日の文字は『火箸ひばし』です。書体は草書です。今日読んで見ようと思う、『徒然草 第二百十三段』を読んで見て、感じた文字です。

原文 現代文を見る 火箸

 

☆『防衛相、釜山沖訓練に参加表明 韓国は海自不参加と発表
2019/02/23 15:25

 「岩屋毅防衛相は23日、東南アジア諸国連合(ASEAN)の拡大国防相会議(ADMMプラス)の事務レベル会合に合わせ、4月29日から5月2日まで韓国・釜山沖で行われる海上共同訓練に海上自衛隊が参加することを表明した。一方、韓国国防省は22日に海自は参加しないと発表。日本側は戸惑いを見せている。

 岩屋氏は長崎県佐世保市の陸上自衛隊相浦駐屯地を視察後、記者団に「釜山への入港は見送るが、後のプログラムは全部参加する」と述べ、訓練に参加する考えを明言。その上で「適宜適切に判断しながら日韓の防衛協力も進めていきたい」とも語った。防衛省幹部も「多国間訓練への不参加は日本にもプラスではない」として、韓国側の22日の発表を否定した。

 韓国国防省は、21~22日に釜山で開かれた日韓の事務協議で海自の不参加を合意したと説明している。(藤原慎一、ソウル=牧野愛博)」

 韓国は、日本を国際的に孤立化させようとしているのか。色々なやり方を弄して次々と日本を陥れようとしているように思えます。

 随分日本もこの矛盾した稚拙な外交に振り回されていますが、もう歩み寄れない関係になっているのではないでしょうか。

 何も日本は悪者になる必要はないと思いますので、日本の主張を、韓国ではなく、他の国に対して広く喧伝すべきと思います。

 黙っている事が日本の美的感覚とは思いますが、そうも言っていられないのではないでしょうか。
 
 
 さぁ、今日も一日元気で過ごしましょう。

 
徒然草 第二百十三段 〔原文〕

御前の火爐かろに火おく時は、火箸して挾む事なし。土器かはらけより、直ちにうつすべし。されば、轉び落ちぬやうに、心得て炭を積むべきなり。

 八幡やはたの御幸に供奉ぐぶの人、淨衣じょうえを著て、手にて炭をさされければ、ある有職の人、「白き物を著たる日は、火箸を用ゐる、苦しからず」と申されけり。

 

『現代文』

『御前の火鉢に火を入れる時は、火箸で炭を挟む事はしない。土器から直接移すべきである。だから、転び落ちないように、心得て炭を積むべきである。

 八幡の御幸にお共をした人が、浄衣を着て、手で炭を入れたところ、ある物知りの人が「白い物を着た日は、火箸を使うのは悪くはない」と言われたのだそうである。』

 

 

『火箸』

 そんな事まで仕来りとしてあったのですね。何か理由があったのでしょうが、ここには書かれてありません。

 今では火鉢を使う家も少ないでしょうね。火鉢には、五徳と金火箸が必需品です。他には灰ならしや火起こし鍋なんて物もあると便利です。


 ここにある写真は、前に住んでいた家にあった物を引越しの時に持ってきて、飾りに置いてあります。実際には使っていません。火鉢の中の灰に突き刺さっている右側にあるのが、金火箸です。黒くてよく見えませんが、よく見ると見えると思います。

 これは、大きな木をくりぬいた物ですが、普通は陶器で出来た物や、金属で出来た物をよく見かけました。前に住んでいた家では陶器の物と金属の物がありましたが、引っ越しする時に廃棄しました。

 もし使う場合、マンションでは密閉度が高いので、換気を常にしないと、一酸化炭素中毒になりますね。