今日の一文字は『花鳥風月』です。今日読んで見ようと思う、『徒然草 第二十一段』を読んで見て、感じた文字です。あっ、一文字ではなかったです。
原文
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自然
洗われる
昨夜は、スコールのような雨が一瞬降りました。少し涼しくなるかと思いましたが、逆に蒸し暑く、寝苦しい夜になりました。
暑さ寒さも彼岸まで、と言いますが、今年はどうなんでしょう。天気予報を見ると、一時の38度越えはなさそうですが、油断なりません。
今日も日課の体操をすませて、今はイモが焼けるのを待っています。
このイモが、季節によるものなのか、6月はどこで購入しても、ハズレのものばかり。ベチャベチャのサツマイモでした。来年は5月に仕入れて置いた方が良さそうです。1ヵ月持ちますかね。まぁ、何でもやって見きゃ解らない主義ですから、と言いながら、一年後は忘れているでしょう。日増しに物忘れが激しくなっています。
横にコンピュータがないと、会話も儘なりません。特に俳優さんの名前など、『えーと、あの人、何とかにでていた人』って言われても、番組名も俳優さんも分からないのに、あれ、それ、これ、でよく会話が成り立っていると思います。
7月になると、ガラッと様子が変わり、どこでも美味しいサツマイモが買えています。
さぁ、今日も一日元気で過ごしましょう。
徒然草 第二十一段 〔原文〕
よろづのことは、月見るにこそ慰むものなれ。ある人の、「月ばかり面白きものはあらじ」と言ひしに、又ひとり、「露こそあはれなれ」と争ひしこそをかしけれ。折にふれば、何かはあはれならざらん。
月・花はさらなり。風のみこそ人に心はつくめれ。岩に砕けて清く流るる水の気色こそ、時をもわかずめでたけれ。「沅・湘日夜、東に流れ去る。愁人の為にとどまること少時もせず」といへる詩を見侍りしこそ、あはれなりしか。嵆康も、「山沢に遊びて、魚鳥を見れば心楽しぶ」と言へり。人遠く、水・草清き所にさまよひありきたるばかり、心慰む事はあらじ。