実用書写「都道府県版」Part-11 2020年6月19日 / zuishin / コメントする 都道府県のうち、県を書いています。今日は山梨県と長野県を楷書と行書で書きました。 折れのポイント 黄色の円で示した部分が「折れ」と言われている部分です。これは、前回の「運筆(送筆)」で使用した「横画」と「縦画」で、合体した形を想定して、画像処理をしてくっつけたもので、書いたものではありません。 にもかかわらず、このまま「日」や「目」、「見」などの文字の一部と思って差支えが無いほど、マッチしています。 この横画の終筆と縦画の起筆をポイントとしている人もいますが、私はこれをポイントにしていません。理由は、実際に書く場合は「折れ」は、単体の組み合わせではなく、流れの中で横から縦に筆を扱いますので、また違った工夫が必要だと思っています。 では、その工夫の一つを紹介します。と言っても、私がやっている方法です。 原則として、筆の背と腹の左に傾いた45度の角度を変えないようにします。 横画の運筆(送筆)から転折(折れ)の位置まで筆が来た時に、一旦筆の腹を浮かします。次に、穂先だけ紙面につけた状態で、背と腹を右上に移動します。 筆の腹から紙面を押し付けるように下ろして、筆の左面を紙面につけるようにしながら、穂先を中心にほんの僅か腹を右回転させます。 軸を回転するのではなく、あくまでも、穂先を中心に回転させますが、僅かに回転した時に腹を浮かせて、その浮かせた腹の位置に穂先を揃えて移動させ縦画の運筆(送筆)に入ります。 これで、私が書いた『月』の転折(折れ)の形が出来たと思います。 ☆折れのポイントは、2018年5月31日 にこのブログに載せたものを再掲載しました。 ニュース 新型コロナ感染、血液A型は重症化リスク高い可能性=研究 REUTERS 2020/06/19 04:38 [18日 ロイター] – 新型コロナウイルスへの感染や症状の重度が患者の血液型や遺伝因子に関係する可能性が、18日公表された研究結果で示された。 A型では新型コロナ感染リスクだけでなく、症状が重症化するリスクも高いという。 研究は欧州の研究者グループが欧州の新型コロナ流行のピーク時に4000人超の遺伝子を分析し、感染者や重症化した患者の関連性を探った。 A型の患者では重症化するリスクが他の血液型に比べ45%高いことが分かった。一方、O型の患者は35%低い可能性があるという。 <一部転載> 45%と言うのは高い数字ですね。ちなみに、私の血液型はA型です。そして、世間的には老人の一部に属していますから、リスクは高いですね。 それにしても、人間の中には偉い人が沢山います。色々な研究が世界中で進められているので、収束は近いかも知れません。 マスコミは、少し異質な事を言う人を、各局揃って取り上げていますが、専門家と言うのは、こんな研究をする人だと思います。 また、下水から感染の広がりを一早く知る研究も、進められているようです。 お知らせ すでに気付かれた人もいると思いますが、昨日、常用漢字【毛筆 楷・行・草辞典】を右のメニュー〔スマホなどでは下にある場合もあります〕に追加しました。 私は結構頻繁に使っています。是非必要と思った時に使って下さい。 楷書 行書 楷書 行書