今日の一文字は『尊』です。今日読んで見ようと思う、『徒然草 第三十九段』を読んで見て、感じた文字です。
原文
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尊
往生
徐々に秋に近づいている感じはします。日中はまだまだ油断できない暑さが続いています。
それにしても、逃亡者が捕まりません。ひったくりには十分注意しましょう。
昔は9月1日が始業式だった記憶があり、小学校の時は、8月31日に慌てて夏休みの宿題をさせられた記憶があります。その宿題も母がほとんどやっていたような、そんな小学生でした。
今は、都道府県によって始業式が違うようです。隣の小学校の校庭では既に昨日からにぎやかな声が聞こえていたように思います。
私の耳は一年中蝉が鳴いていますので、よく分かりませんが、そろそろ鈴虫やコオロギの鳴く音が聞こえてきそうです。
さぁ、今日も一日元気で過ごしましょう。
徒然草 第三十九段 〔原文〕
或人、法然上人に、「念佛の時、睡りに犯されて行を怠り侍る事、如何(いかゞ)して此の障りをやめ侍らん」と申しければ、「目の覺めたらむ程、念佛し給へ」と答へられたりける、いと尊かりけり。又、「往生は、一定と思へば一定、不定と思へば不定なり」といはれけり。これも尊し。
また、「疑ひながらも念佛すれば往生す」とも言はれけり。是も亦尊し。