今日の一文字は『灯』です。今日読んで見ようと思う、『徒然草 第十二段』を読んで見て、感じた文字です。
原文
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灯
古
ボクシングのニュースでもちきりです。相撲協会のニュースでも、テレビ局の姿勢に疑問がありました。
今回も、ニュースの在り方に疑問を感じます。正しいか正しくないかをテレビ局が決めてどうするつもりですか。
ニュースは公平にするべきです。表面上は公平公正を標榜し、そのように聞こうと思うと聞けますが、なんだか、初めから決めつけた物言いに聞こえます。
最近はスポーツの団体で不祥事が続発していますが、すこし危惧している点があります。それは、組織の在り方についてです。
組織は、自浄作用があってしかるべきで、その為に役員がいて、理事会や役員会が設置されています。
まず、組織内で議論し改善していくべきではないのでしょうか。それが法人であろうと、任意団体であろうと、公益法人であろうと、税金を使われているから、市民が口出しても、テレビ局が何を言っても良いのであれば、組織を形成する意味がなくなってしまいます。
会社でも、官僚でも、国会でも、まずその組織で話し合って、それでも解決できない組織は、すでに組織の役目を果たしていないと思うのですが。
老婆心でしたか。
今日も一日元気で過ごしましょう。
徒然草 第十二段 〔原文〕
ひとり灯のもとに文をひろげて、見ぬ世の人を友とするぞ、こよなう慰むわざなる。
文は文選のあはれなる巻々、白氏文集、老子のことば、南華の篇。此の国の博士どもの書ける物も、いにしへのは、あはれなること多かり。