今日の一文字は『知』です。今日読んで見ようと思う、『徒然草 第三十三段』を読んで見て、感じた文字です。
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大阪では、台風一過で、今日は晴天のようですが、時折強い風が吹いています。それでも今日は暑くなりそうです。
またまた、台風は各地に傷跡を残していったようです。このブログを読んでくれている、皆さんの所は、大丈夫だったでしょうか。
さぁ、今日も一日元気で過ごしましょう。
徒然草 第三十三段 〔原文〕
今の内裏作り出されて、有職の人々に見せられけるに、いづくも難なしとて、すでに遷幸の日近くなりけるに、玄輝門院の御覽じて、「閑院殿の櫛形の穴は、まろく、縁もなくてぞありし。」と仰せられける、いみじかりけり。
これは葉の入りて、木にて縁をしたりければ、誤りにて直されにけり。
【参照】
櫛形の穴:櫛形の窓(出典:学研全訳古語辞典 学研.)
櫛形:下部が水平で、上部が弧になった形。(出典:大辞林 三省堂.)