文武両道のために・・・・『徒然草』を読んで見る。【177】

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 今日の文字は『料理りょうり』です。書体は行書です。今日読んで見ようと思う、『徒然草 第百七十六段』を読んで見て、感じた文字です。

原文 現代文を見る 料理

 

☆自家製 もやしラーメン レシピ公開

 今日のメニューは、まだ会社で働いている頃、時々無性に食べたくなって注文する一品を、家で再現しました。
 中華屋さん、それも小汚い、油で床が滑りそうな、なにより不健康そうなチャーハンが美味しいお店のメニューです。 

  1. 用意する物
    (1)もやし 【1袋 】
    (2)豚バラ肉【2枚 】 4cm程度に切る。
    (3)冷凍イカの足 【あれば 3本程度 】
    (4)蒲鉾【 あれば 2cm程度】細切りにする。 
    麺【1玉】80円程度のもの  
    創味シャンタン又はウェイパー【 小さじ1杯】
    ガラスープ(youki) 【大さじ山盛り 1杯】
    片栗粉 【大さじ1杯 】
    とき水 【大さじ 1杯】
  2. 作り方
    (1)ラーメン碗に1杯分のお湯を沸かし、創味シャンタンとガラスープを入れて沸騰させる 。これでスープは完成。
    (2)フライパンを熱してサラダ油を引いて豚バラ肉を炒める 。
    他の具材があれば一緒に入れる 。
    (3)もやしを入れて、少し炒めてからスープをお玉に1杯入れて煮る。
    少し煮立ててから、片栗粉の溶いたものを回し入れる 。
    (4)ラーメンの麺は、別に茹で、その茹で碗をあっためて、水切りをして麺を入れる。
    (5)その上にフライパンの具を乗せれば出来上がり。

    ☆一度作って見て下さい。食べている間にスープの味がなんとも美味しくなっていきます。

 
 さぁ、今日も一日元気で過ごしましょう。

 
徒然草 第百七十六段 〔原文〕

 黑戸は、小松の御門 位に即かせ給ひて、昔 唯人たゞびとおはしましし時、まさな事せさせ給ひしを忘れ給はで常に營ませ給ひける間なり。御薪みかまぎすすけたれば黑戸といふとぞ。

 

 
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『現代文』

『黒戸は、小松の御門が即位されて、昔、ただの人であった頃に、戯れで料理をされていたのを忘れず、常に料理をされていた。薪で煤けていたので黒戸と言われた。』

☆ちなみに、「黒戸」と言うのは、御所の中の一間だと言う事です。

 

 

『料理』

 「男子厨房に立たず」とか「入らず」などと言う言葉が、私の子供の頃は言われていました。

 この言葉が言われたのは、「君子遠庖厨也」だったのかも知れません。中国の孟子の言葉として有名です。原文は次の通りです。

 『曰、無傷也。是乃仁術也。見牛未羊也。君子之於禽獣也、見其生、不其死。聞其声、不其肉。是以君子遠庖厨
いわく、傷むこと無れ。これすなわち仁術なり。牛を見るも未だ羊を見ざればなり。君子の禽獣きんじゅうに於けるや、その生を見てはその死を見るに忍びず。その声を聞きては、その肉を食らうに忍びず。是を以て君子は庖厨ほうちゅうを遠ざくるなり、と。〕』(出典:DICTIONARIES & BEYOND WORD-WISE WEB 三省堂.)

 日本では、この孟子の言葉の意味とは違い、江戸時代に男子の威厳を保つために使われた言葉だと思います。それが明治、大正、昭和の中ごろまでは一般的だったのかも知れません。

 私の子供の頃までは、家事は男のする事では無いと言われていました。この事は、男尊女卑のように思えますが、あながちそうではなく、役割分担だったような気もします。

 私は男女差別をする派ではありませんが、男女が平等であるとも思っていません。男女には性差がありますから、その特質を生かして区別するべきだと思います。いわゆる宝の持ち腐れとでも言うのでしょうか。餅は餅屋、などと言うのと同じで、向き不向きもあるように思います。

 しかし、料理をする事は、女性でなければならないと、決めつける必要はないと思っています。

 最近、私が作る簡単なレシピを紹介していますが、私は子供の頃から台所に立って母の手伝いをしていた事を思い出しました。すでに60年も前の事です。

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