今日の文字は『境界』です。書体は行書です。今日読んで見ようと思う、『徒然草 第百九十三段』を読んで見て、感じた文字です。
原文
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境界
昨日まで、レシピを書いていましたが、このブログではタイトルが『徒然草』ですから、検索するのも大変だと思い、まとめて『男の料理』と題して右側のプロフィールの下にある、ブログコンセプト、考察とタイトルがある下に追加しました。
この『男の料理』をクリックするといつでも、『ある物で、簡単に、おいしい』、をモットーにしたレシピを見る事ができます。私も活用しています。是非迷った時には、活用して下さい。
さぁ、今日も一日元気で過ごしましょう。
徒然草 第百九十三段 〔原文〕
くらき人の、人をはかりて、その智を知れりと思はむ、更に當るべからず。
拙き人の、碁うつことばかりに敏く、たくみなるは、賢き人の、この藝におろかなるを見て、おのれが智に及ばずと定めて、萬の道のたくみ、わが道を人の知らざるを見て、おのれ勝れたりと思はむこと、大きなるあやまりなるべし。文字の法師、暗證の禪師、互にはかりて、おのれに如かずと思へる、共にあたらず。
己が境界にあらざるものをば、爭ふべからず、是非すべからず。