今日の文字は『怪』です。書体は行書です。今日読んで見ようと思う、『徒然草 第二百六段』を読んで見て、感じた文字です。
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怪
☆『天皇謝罪発言「抗議なかった」=外相会談で韓国政府』
(時事通信社 2019/02/16 10:48)
「【ソウル時事】韓国外務省は16日、康京和外相が15日、河野太郎外相と会談した際、慰安婦問題に関し天皇陛下の謝罪を求めた文喜相国会議長の発言について、河野氏が「抗議した」という日本側の発表を「事実でない。日本側の言及はなかった」と否定した。
康外相も15日、訪問先のミュンヘンで韓国記者団に対し、「そのような話はなかった」と断言した。「(抗議は)会談に同席した日本の外務省幹部の発言か」という問いに対しても、「そのようなことはなかった」と説明したという。
日本側関係者はこれより先、河野氏が謝罪と撤回を改めて要求し、これに対する康氏の発言はなかったと説明しており、会談でのやりとりをめぐる食い違いが表面化した。」
余りにも馬鹿げた話が続くので、この問題には触れたくはありませんでした。しかし、国の外務大臣同士の話し合いの中で、有った事を無かったと言える神経はどうなっているのでしょう。
韓国と言う国は、大統領・国会議長・大臣に至るまで、一体日本に何をしようとしているのでしょうか。
日本は、もう戦争を望んではいません。しかし、日本は何を言っても、何をしても、何も出来ない国と思っているのでしょう。
困ったものだと、言っていられる間は、まだ良いのですが、先行きが不安になります。
さぁ、今日も一日元気で過ごしましょう。
徒然草 第二百六段 〔原文〕
徳大寺右大臣殿、檢非違使の別當のとき、中門にて使廳の評定行はれけるほどに、官人 章兼が牛はなれて、廳のうちへ入りて、大理の座の濱床の上にのぼりて、にれ うち噛みて臥したりけり。重き怪異なりとて、牛を陰陽師のもとへ遣すべきよし、おのおの申しけるを、父の相國聞きたまひて、「牛に分別なし、足あらば、いづくへかのぼらざらん。わう弱の官人、たまたま出仕の微牛をとらるべきやうなし」とて、牛をば主にかへして、臥したりける疊をばかへられにけり。あへて凶事なかりけるとなん。
「怪しみを見て怪しまざる時は、怪しみかへりて破る」といへり。