学校で習う漢字三体字典【小学三年生編】Part64

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 小学校三年生で習う、200字の内の5つの漢字を書いています。漢字は2020年度施行の学習指導要領に対応しています。

 表示は左端が対象漢字、続いてカタカナは音読み、平仮名は訓読み、画数、部首の順です。そして、ことわざ・故事・文章などから一つを選んでその漢字の使われ方を示す事にしました。

76.[][シュ][ ス][まも-る][も-り][画数:6画][部首:宀]
『創業は易く成は難し』
 国税庁2005年のデータでは、会社を創業して30年後に残っているのは、0.02%とあります。色々なデータの取り方があるとしても、それだけ存続する事が難しいと言う事です。
 ちなみに、日本空手道髓心会は、名前を変えてはいますが、始めてからすでに今年で満45年になります。

楷書 行書 草書

77.[][シュ][と-る][画数:8画][部首:又]
『千石れば万石羨む』
 人の欲をよく表している言葉ですが、私の母が常に言っていた言葉を思い出します。「上見たらキリが無い、下を見てもキリが無い」、なるほどと、今でも思っています。

楷書 行書 草書

78.[][シュ][さけ][ さか][画数:10画][部首:酉]
と朝寝は貧乏の近道』
 会津磐梯山と言う民謡の歌詞に「小原庄助さん 何で身上しんしょう潰した 朝寝 朝酒 朝湯が大好きで それで身上つぶした ハア もっともだ もっともだ」と言うのがあります。

楷書 行書 草書

79.[][ジュ][う-ける][う-かる][画数:8画][部首:又]
験戦争

 今は、少子化で大学も学生を獲得するのに、大変な努力をしているようです。

楷書 行書 草書

80.[][シュウ][す][画数:6画][部首:川]
『道制』
 大阪では、「都構想」が問題になっています。これも統治機構改革の構想と言えます。時代が変われば、機構も変えて行かなければならないのかも知れません。

楷書 行書 草書
覚 書

 現在小学生編として、2020年度施行の学習指導要領に対応した漢字を、楷書・行書・草書と三体の文字を毛筆で書いていますが、初めに部首と書いていますが、通常呼ばれている読み方ではないと思われたと思います。

 そこで、一般ではどんな読み方をされているのか一覧にしてみました。

 今回は、小学三年生の文字の76.~80.の部首を取り上げていますが、日本では部首の正式な名称は決まってないようです。辞書によって統一されていないのが現状です。

部首 部首名称 (読み方) 部首通称

  1. 【守】宀部(べんぶ)・うかんむり
  2. 【取】又部(ゆうぶ)・また
  3. 【酒】酉部(ゆうぶ)・とりへん・ひよみのとり・さけのとり・とり
  4. 【受】又部(ゆうぶ)・また
  5. 【州】巛部(せんぶ)・まがりかわ・かわ・さんぽがわ

 ・・・・つづく。

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