学校で習う漢字三体字典【小学三年生編】Part65

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 小学校三年生で習う、200字の内の5つの漢字を書いています。漢字は2020年度施行の学習指導要領に対応しています。

 表示は左端が対象漢字、続いてカタカナは音読み、平仮名は訓読み、画数、部首の順です。そして、ことわざ・故事・文章などから一つを選んでその漢字の使われ方を示す事にしました。

81.[][シュウ][ジュウ][ひろ-う][画数:9画][部首:扌]
てる神あればう神あり』
 「人間万事塞翁が馬」と言う言葉もありますが、行き詰った時に、浮かんで来る言葉ですね。前向きに人生を考える事の出来る言葉です。

楷書 行書 草書

82.[][シュウ][お-わる][お-える][画数:11画][部首:糸]
わり良ければ総て良し』
 結果が全てと言うのは、一つの慰めかも知れません。ただ、途中で投げ出してしまって終結できないよりは、納得できるかも知れません。

楷書 行書 草書

83.[][シュウ][なら-う][画数:11画][部首:羽]
うより慣れよ』
 習い事をする時の第一歩だと思います。頭でっかちになりがちな初心の戒めになると思います。まず、慣れる事から始める事が近道かも知れません。

楷書 行書 草書

84.[][シュウ][あつ-まる][あつ-める][つど-う][画数:12画][部首:隹]
『離合

 政治の世界でよくみられる光景ですね。

楷書 行書 草書

85.[][ジュウ][す-む][す-まう][画数:7画][部首:亻]
めば都』
 今住んでいる所が、終の棲家となると思います。何度も引越しを重ねましたが、それぞれに住みやすい所でした。まあ、考え方、思い方、感じ方でしょう。

楷書 行書 草書
覚 書

 現在小学生編として、2020年度施行の学習指導要領に対応した漢字を、楷書・行書・草書と三体の文字を毛筆で書いていますが、初めに部首と書いていますが、通常呼ばれている読み方ではないと思われたと思います。

 そこで、一般ではどんな読み方をされているのか一覧にしてみました。

 今回は、小学三年生の文字の81.~85.の部首を取り上げていますが、日本では部首の正式な名称は決まってないようです。辞書によって統一されていないのが現状です。

部首 部首名称 (読み方) 部首通称

  1. 【拾】手部(しゅぶ)・て・てへん
  2. 【終】糸部(べきぶ)・いと・いとへん
  3. 【習】羽部(うぶ)・はね
  4. 【集】隹部(すいぶ)・ふるとり
  5. 【住】人部(じんぶ)・ひと・にんべん・ひとがしら・ひとやね

 ・・・・つづく。

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