小学校四年生で習う、202字の内の5つの漢字を書いています。漢字は2020年度施行の学習指導要領に対応しています。
表示は左端が対象漢字、続いてカタカナは音読み、平仮名は訓読み、画数、部首の順です。そして、ことわざ・故事・文章などから一つを選んでその漢字の使われ方を示す事にしました。
1.[愛][アイ][画数:13画][部首:心]
『 愛国心』
世界的に見て日本はどうなんでしょう。どうも国を愛すると言うと、すぐに軍国主義やかつての帝国主義を連想してしまう人もいるようですが、国際社会になればなるほど、自国を良く知り、自国を愛する事が必要なような気がします。
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2.[案][アン][画数:10画][部首:木]
『引っ込み思案』
私はどちらかと言うと、引っ込み思案の方なのですが、誰もそう思っていないと思います。ですから、自分で引っ込み思案と思っている人も、何かのキッカケで勇気を奮って言葉にしてみると、案外積極的な人間になれるかも知れません。
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3.[以][イ][画数:5画][部首:人]
『以心伝心』
実は習い事をしていると、よくある事ですが、ではそれを理論的に説明できるかと言うと、非常に難しいと思います。私は、言葉によって説明できる部分については、なるべくそうするべきだと思います。
しかし、微妙な部分を伝えるのも難しいと感じています。ですから、それは、伝える側と伝えられる側の関係がより密度の濃いものである必要があると思います。
これは、推量や慮る事とは違った、打てば響く関係になるという事でしょうか。
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4.[衣][イ][ころも][画数:6画][部首:衣]
『天衣無縫』
言葉の辞典では「(1)詩歌などにわざとらしさがなく自然に作られていて、しかも美しいこと。(2)性格が無邪気で飾り気がない・こと(さま)。天真爛漫。」【出典:大辞林第三版 三省堂.】となっていますが、少し(1)と(2)では趣が違うような気がしています。
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5.[位][イ][くらい][画数:7画][部首:亻]
『三位一体』
この言葉は、それぞれ違う立場の者や、違う物が一つの目的に向かって共同で協力し合うという場合に言うと思いますが、本来の意味は、元々一つの物が違う側面をもっている事を表していると云われています。
辞書には「(1)キリスト教の根本教義の一つで、三位はすべて本質(ウーシア)において同一であり、唯一神はこの三つをもつ実体であるという考え方。三位一体論。三一論。
(2) 三つのものが、一つの物の三つの側面であること。また、三者が心を合わせること。」【出典:大辞林第三版 三省堂.】
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